BUNKYO留学フェア2017を開催しました

  • 2017.12.08
  • お知らせ

BUNKYO留学フェア2017を開催しました

 11月27日(月)~ 11月29日(水)の3日間にわたり、BECC(Bunkyo English Communication Center)1階のBECCカフェでBUNKYO留学フェア2017を開催しました。

 留学フェアの期間中に実施した特別イベントをご紹介します。

 1日目は、「留学基礎セミナー~ゼロからわかる留学のすべて」というテーマで、JAOS認定留学カウンセラーの先生にご講演いただきました。参加学生のほとんどが1年生で、留学計画の立て方や留学時期を選ぶポイントなどを熱心に聴き入っていました。

20171129ryugakufair01.png 2日目は、第5期トビタテ留学!JAPANの研修を修了したばかりの本学初等教育学科の赤坂幸代さん(児童教育コース書写書道専修4年)による研修報告でした。1年間の台湾での語学研修と現地の書写教育の様子を、驚きと感動に満ちた体験談を交えながら、中国語と日本語の2か国語で報告してくれました。赤坂さんの「(留学したい、勉強したいと思っている)”今”が留学のベストタイミング」というメッセージは、多くの学生にインスピレーションを与えたに違いありません。

 留学フェア最終日の特別イベントは、海外留学経験のある学生たちが自分の思い出や体験を一枚のポスターコラージュに表現し、プレゼンテーションを行うポスターセッションです。学生同士が留学に関する情報を直接交換し合える貴重な機会となっています。この日の『育心の時間』には留学に興味を持っている学生約40名がBECCカフェに集いました。今回は、6名の学生がカラフルなポスターを前に現地での失敗談や武勇伝、留学で得た大切な友人や仲間、そして自分自身が海外で成長できた喜びについて話してくれました。

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※ポスターセッションの様子を360°動画でご覧いただけます(ここをクリック 画面上の矢印を動かしてください)

 オーストラリアのウェラーズヒル公立小学校で食育授業を行ってきた学生は、日本とオーストラリアの小学校の教育システムの違いや日本語バイリンガルプログラムで学ぶ小学生の語学力の高さに驚いたこと、さらに自分たちが考案した食育授業に児童が熱心に取り組んでくれたことなど、海外での専門研修で得た感動を伝えてくれました。

 米国ケント大学に留学した学生は、現地の先生方の手厚いサポートや多国籍学生からなるクラスでの素晴らしい授業と経験を紹介し、「英語をしっかり学びたい人には、絶対のお勧めです」とケント留学の魅力を力強くアピールしてくれました。また、「積極性が身についたことで、自分に自信が持てるようになった」と笑顔で話していました。

 オーストラリア・メルボルンの語学学校で9カ月間学んだという学生は、”世界一住みやすい街メルボルン”について詳しく紹介してくれた後、ホームステイからシェアハウス住まいへ変更した経緯など、海外での多様な生活スタイルにもふれ、聞き手の心を引き付けていました。

 同じくメルボルンでの海外インターンシップ研修に参加した経験をもつ学生は、英語オンリーの職業研修の厳しさとともに、ホームステイ先のホストファミリーの温かさや楽しい休日の様子を話してくれました。海外インターンシップ研修の経験は、卒業後の進路決定にも大いに役立ったようです。

 本年度の夏期クィーンズランド工科大学語学研修に参加した学生は、現地の気候の良さやホームステイ先に恵まれて楽しかった思い出を話しながら、「できるならばもっと滞在したかった」と、この夏の留学体験を懐かしそうに振り返る姿が印象的でした。

 本年度の留学フェアに参加してくれた学生たちが、今持っている留学に対するモチベーションを次の学びのステップへ繋げてくれることを期待しています。

 国際交流委員会では留学に関する相談を随時受け付けています。相談のある方は、藤井(人間栄養学科)、岩下(グローバルコミュニケーション学科)、黒木(初等教育学科)、ArthurまたはCraig(BECC)まで、お気軽にお問い合わせください。