5-Daysこども文化科学館 図工WS「ありがとうのきもちをこめておべんとうをつくろう!」

  • 2025.11.20
  • 教育学科

5-Daysこども文化科学館 図工WS「ありがとうのきもちをこめておべんとうをつくろう!」

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【集合写真】

 

 2025年10月12日(日)広島市の5-Daysこども文化科学館において,教育学科・図画工作ゼミ2〜4年生22人と佐伯育郎教授による市民企画型事業の図工ワークショップ「ありがとうのきもちをこめておべんとうをつくろう!」を開催しました。2歳から小学5年生までの20人の子どもたち,その保護者の参加してくださいました。
 保護者や友達など,子どもたちにとって身近で大切な人に「ありがとう」の気持ちを伝えるおべんとうと,メッセージカードを作りました。おべんとうは,水彩絵の具を練り込んだ紙粘土やダンボールなどの身辺材,毛糸などの既製材を用いて作りました。おべんとうの作り方の説明や指導・援助は,図画工作ゼミの学生が行いました。10月から図画工作ゼミに所属した2年生にとっては初めての体験でしたが,楽しんで参加することができました。事前の教材研究や準備,当日の子どもたちに対する指導・援助,事後の振り返りなどの活動の流れを体験的に学びました。

 

 

 

【参加者の子どもたちが作ったおべんとうとメッセージカード】

 

 

【活動の様子】

 

 

 

【子どもたちと担当学生との記念写真】

 

 ご参加のみなさまからは,「普段家ではできない体験ができました。熱中して作っている姿を見ることができました。(年長さんの保護者の方)」「たのしかった。(小学校1年生)」「やさしいおねえさんたちで,とてもわかりやすく教えてくださった。(小学校2年生)」「分からないときに,教えてくれたりした。(小学校5年生)」という感想をいただきました。できあがった作品には,工夫とこだわりが溢れておりました。参加者の中には,一昨年の図工ワークショップにも参加された方もおられました。

 

図画工作ゼミの学生からは,以下の振り返りがありました。
 • 「年長さんを担当しました。いちごやパンケーキ,おにぎりを作りました。自分からとても話してくれる子だったので私も話しやすく,いい雰囲気で作品づくりができました。子どもたちは,私たち大人と違って柔軟だと感じました。イチゴを作る際に,イチゴの種まで紙粘土の黄色を使って表現していて,私は種を作るという考えがなかったので素敵なアイデアだと思いました。(図画工作ゼミ2年生)」
 • 「年長さんを担当しました。普段,幼稚園に持っていっているおべんとうのおかずを思い出しながら作っていて,細かいところまで再現できていて凄かったです。色を作る時もどの色とどの色を混ぜたら作れるということを自分で理解もしていて,びっくりしました。(図画工作ゼミ2年生)」
 • 「私は,小学4年生の男の子を担当した。お寿司のお弁当を作ろうとしていた。私が寿司屋でアルバイトの経験をしていたので,お寿司について色々と教えてあげることができた。保護者も一緒であり,始まる前まで私は緊張していたが,いざ活動をしてみるととても楽しかった。(図画工作ゼミ2年生)」

 

 

 

【図画工作ゼミの学生が作ったおべんとうとメッセージカード】

 

 

 参加してくださった子どもたちと保護者のみなさま,貴重な機会を与えてくださった5-Daysこども文化科学館のみなさま,本当にありがとうございました。

出願