- 2024.11.20
- 人間栄養学科
第42回広島文教食物栄養研究会総会を開催しました

11月17日(日)に第42回広島文教食物栄養研究会総会・特別講演会を開催しました。
また、本会に先立ち、広島文教食物栄養研究会誌第42号を発刊しました。
本年度の特別講演会には3名の講師をお招きしました。
特別講演Ⅰでは、株式会社あじかん開発本部研究部GOVOCE研究開発グループの平尾 凌 先生と髙尾 梨沙 先生に「開発秘話・GOVOCEの用途開発および食品開発の仕事」というテーマでご講演いただきました。
【特別講演Ⅰ】
植物由来の食品を開発中にごぼう粉末を混ぜた失敗作が商品化のきっかけとなったことや、商品化の後もSNS等にて消費者の声を聞き、継続的に商品改良を行っておられることなど、GOVOCEの開発秘話や商品開発の仕事について詳しくお話していただきました。
1年生・2年生は、食品学や調理学などで学んでいることが食品開発の現場に生かされていることを実感することができ、興味津々の様子でした。また、3年生にとっては卒業後の進路を考える上で大変参考になるお話となったようです。
続いて特別講演Ⅱでは、人間栄養学科の卒業生で、現在、マイライフ株式会社オールラボに勤務されている髙野 裕英 先生に「未来を拓く管理栄養士の道 ~資格取得がもたらすキャリアチャンス~」というテーマでご講演いただきました。
【特別講演Ⅱ】
髙野先生は大学卒業後から現職に就くまで、ジャンルの異なる職場で管理栄養士としての経験を積んでこられました。「管理栄養士の資格を取得していたからこそ、さまざまな職場を経験することができた。」、「資格取得が進路の選択肢を広げてくれる。」と、ご自身の経験をまじえながらお話してくださいました。
また、後輩である学生たちに向けて、様々な職場で必要とされる管理栄養士のスキルや大学生のうちにどのように学び、どのようなことを経験しておいた方が良いのかなど、将来の職業選択に役立つ情報を教えてくださいました。学生たちにとり、大学4年間をどのように大切に過ごすべきかを考え、主体的な活動に踏み出すきっかけとなったに違いありません。
【講師の先生方と記念撮影】
特別講演の講師の先生方ならびに関係者の皆様に深く感謝申し上げます。