- 2024.8.7
- 人間福祉学科
2024年度・高大連携公開講座を開催しました!

2024年度・高大連携公開講座「人間福祉学科での学び(子どもの保健)」を8月1日に開催しました。
(これは希望する高校生が、教育委員会を通じて高大連携公開講座に申込をされ、受講後は修了証が発行されるものです。)
年々、受講される人数も多くなり、今回は28名の高校生が来校され(男子生徒・女子生徒が半々)、「子ども」の成長発達や生活習慣などに関する事項について興味・関心の大きさを感じました。
公開講座は、まず子どもの成長・発達や生活習慣に関する講義がありました。その後、演習で子どもの沐浴などについて体験をしました。
演習の「沐浴」については、DVD視聴後、手洗い・マスクやエプロンを着用して本学科の保育士資格取得を目指している4年生から指導をうけながら実施しました。片手で支える子ども(乳児モデル人形)の重さ(約3000g)を感じ、少し大変な状況もありましたが、清潔保持の重要性が理解できた様子でした。
沐浴後は、白湯を哺乳びんで与えることや排気も実施し、安全配慮の重要性も感じ、子ども(乳児モデル人形)に対する愛おしさもますます感じられた様子でした。
大学に進学されてから、子どもに関する様々な事柄について学びを深めていただきたいと願っています。
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「人間福祉学科での学び(子どもの保健)」のねらいと概要は、次のとおりです。
「子どもの保健」は、保育士養成課程の必修科目であり、厚生労働省・保育所保育指針の趣旨に即した保健活動ができるよう、子どもが健やかに成長発達することを支援する保育の考え方・ケアの方法について理解できることを目的としています。主に、子どもの健康状態、身体発育、精神運動発達、健康安全管理の内容について学修し、演習にて理解を深められるように実施します。また、社会の変化による子どもへの影響、保育に関する最新情報を把握する必要性・重要性を認識しなければならないこと等について学修する科目です。
今回の高大連携公開講座の科目内容・授業計画は、次のとおりです。
第1回 講義:子どもの成長・発達
子どもの定義と区分、子どもの成長・発達の意味や生物としてのヒトの成り立ち、身体の発育、生理機能・運動機能・精神機能などの発達について学修しました。
第2回 講義:子どもの生活習慣(清潔)
子どもの成長・発達に応じた生活習慣・清潔(主に沐浴や手洗いなど)に関する事項、特に「沐浴」についての必要物品・手順・注意事項などDVD視聴し学修しました。
第3回 演習:人間福祉学科4年生とともに、子どもの生活習慣・清潔に関する注意事項に配慮しながら、乳児モデル人形を使用した「沐浴」について実施し学修しました。
ご参加くださった高校生のみなさんありがとうございました!