• 2024.2.15
  • 人間福祉学科

医療的ケア(演習)の様子~人間福祉学科~

介護福祉コース(介護福祉士国家試験受験資格取得をめざす学生たち)の3年生が、集中講義「医療的ケア」の基本研修(演習)を開始しました。

この「医療的ケア」は基本研修として50時間以上の講義ののち、基本研修(演習)として回数が指定された項目:救急蘇生法、喀痰吸引(口腔内・鼻腔内・気管カニュレ内部)、経管栄養(胃ろうまたは腸ろうからの経管栄養、経鼻経管栄養)をモデル人形を用いて実施します。

のちに、介護福祉士として資格取得後、各職場で実地研修を経て「医療的ケア」が実施できるようになります。

  

 

  

この演習では、看護職の資格をもつ教員から、確実にその項目ができるよう指導を受けながら演習を行います。

1つ1つの手順・注意事項についてのチェックリストを用いるため、はじめはとても緊張した様子ですが、回数を重ねるごとに確実に、自信をもって実施できるようになります。演習では、3年生皆で励ましあいながら努力をしている姿がみうけられました。

また、実施したことの記録・報告を行い、他職種との連携についても実感する演習となります。

この演習がおわるときには、医療的ケアの技術がしっかりと身に付き、将来の介護福祉士としての自覚と、その役割を自信を持って果たせるようになってほしいと願っています。