• 2021.10.13
  • 心理学科

内定者インタビュー(心理学科編①)

株式会社大分銀行/人間科学部心理学科 S・Nさん

 

本学心理学科では、幅広い業界へと就職する学生がいるのが大きな特徴となっています。
内定者インタビューの第一弾として、金融業界への内定を掴んだ4年生のSさんに広報委員の教員が直接話を聞きました。

 

本学を選んだ理由を教えてください

小学生の頃から心理学に興味があり、公認心理師カリキュラムにもいち早く対応していた本学へ入学しました。

 

文教にはどんなイメージがありますか?

文教の先生は皆さんすごく親身で、授業で分からないところがあると丁寧に説明してくれます。とても面倒見の良い大学だと感じました。

 

学科での学びで印象に残っているものを教えてください

3年次から配属されるゼミにおいて、読まれた文を聞き取って、それを簡潔にまとめるという「聴解力」を鍛える取り組みがありました。この経験から、就職活動だけでなく、その後働いていく際にも活きてくるスキルを身につけることができました。

 

内定先の企業を志望した理由を教えてください

広島で就職するか地元で就職するか迷ったのですが、地元に帰った時に、コロナで活気が無くなってしまった商店街を見て、地元に根ざして経済を支えるような仕事をしたいという思いが強くなり、志望するに至りました。

 

就職活動の流れを教えてください

私は3月の解禁日に備えて3年次の2月から自己分析やSPIの勉強、履歴書の作成を行いました。その際、1・2年次で受講した「キャリア形成概論」「インターンシップ」の授業で作成したワークシートや、実地でのインターンの経験が大きな助けになりました。

3月以降は説明会の参加やエントリーをしていく中で、選考の手応えなども参考にしながら、履歴書やESの記述のブラッシュアップをしていきました。

 

就職活動において重視したことを教えてください

面接においては、結論から先に話すといった基本的な要素も意識しましたが、常に笑顔で応対することも意識しました。心理学科では1年次に「ソーシャルスキル演習」という授業があり、そこで身につけたコミュニケーション力が就活の強みになったのではないかと思います。

 

最後に、卒業論文のことについても聞かせてください

私は「失恋からの立ち直り」をテーマに、男女の性差や自己開示などに着目しながら研究しています。失恋をテーマにした理由として、恋愛において「女は上書き保存、男は名前をつけて保存」という言葉を耳にすることがあります。失恋という経験は男女ともに同じものであるのに、失恋後の反応に性差があることに非常に興味を持ち、なぜそこに差異が生じてしまうのかを深く追求したいと思いました。また、立ち直り過程における「自己開示」に注目し、失恋経験という大きなストレスに対しての対処法の一つとして研究を進めています。現在は、中間発表会に向けて資料作成をしているところです。卒業に向けてのラストスパート、頑張ろうと思います!