- 2024.7.11
- GC学科
広島文教大学SDGs研究会が今年も海岸清掃活動を開始しました!

広島文教大学SDGs研究会では、今年も海岸清掃活動を開始しました。
第1回目として、グローバルコミュニケーション学科2年生9名が、廿日市市大野鳴川海岸で海岸漂着物の回収ボランティアを行いました。
広島県が瀬戸内海の美化・清掃を目的に実施している「せとうち海援隊」のメンバーである「Team NARU(チームナルー)」と一緒に2022年より活動しています。今年は、今回に加え、7月、9月、12月の合計4回、参加する予定です。7月はGC学科の3年生10数名が参加します。
今回集めた量は約40袋分でした。ペットボトルや空き缶だけでなく、牡蠣いかだに使われている塩ビ管と発泡スチロールが多く回収されました。特に発泡スチロールの量には驚かされました。
砂浜の雑草を抜くと根に発泡スチロールが絡まっており、自然に分解されないことの恐ろしさを感じました。
海は魚が泳いでいるのが見えるほど綺麗で、この海を守るには一人一人が関心を持つことが何より大切だと感じました。牡蠣が広島の名産品ということは有名ですが、生産する時に大量のゴミが出ている現状を知っている人は少ないのではないでしょうか。より多くの人に知ってもらいたい事実だと思いました。
学生はゴミの多さに驚き、「どうすれば改善されるだろう」と考えていました。海洋ゴミ問題を身近に感じることができ、非常に有意義な活動でした。
また、今回の活動を主催したチームNARUは、マリーンスポーツをする仲間だそうです。海岸にテントサウナを作ってくれたり、SUPやバーベキューをしたり、最近まで南極越冬隊として1年半ほど南極にいた女性から話を聞くことができたなど、学外活動だからこそ体験できる面白さも味合うことができました。これからも、楽しみながら海を守る活動に参加したいと感じました。
(執筆 萱嶋 杏)