- 2025.1.31
- BECC
SALC学生スタッフ研修会開催報告 ー個を尊重したワンチームー

広島文教大学にはBECCという中四国地区最大級の英語学修専用施設があります。
そのBECCの中にSALCと呼ばれる施設があります。
SALCは、英語の自律学修を支援する施設で、SALC内の公用語は「英語」!
このSALCには、教員・職員と一緒に施設をもりあげてくれる自慢の学生スタッフが6名います。
1月29日(火)にその学生スタッフと研修会を行いました。

意見交換し事前に提出した案をさらに深めています
研修会では「SALC利用者を増やすために私たちにできること」を全員で考え、発表しました。
「もっと利用学生と対話してはどうだろうか」「別の建物で出張SALCをしてはどうだろうか」など、学生目線でたくさんのアイデアを発表してくれました。

1年生の学生スタッフもしっかりと自分のアイデアを発表しました
そして、お気づきでしょうか。
学生スタッフたちは「公用語が英語であるSALC」で働いている。
ということは・・・
職員からの仕事の指示も「英語」。
スタッフ同士のやりとりも「英語」。
施設内の学生に対応するときも「英語」。
そう聞くと、「学生スタッフたちはきっと、みんな英語が好きで得意なのだろう」と思われるかもしれません。
また、「学生スタッフたちはきっと、みんなグローバルコミュニケーション学科の学生なのだろう」とも思われるかもしれません。
いずれも、答えは「No.」です。
英語が好き・得意な学生スタッフばかりではありません。
英語が嫌いな自分を変えたいという思いでSALCの学生スタッフになった人もいます。
また、学生スタッフたちの学部・学科・学年はバラバラ。
グローバルコミュニケーション学科の学生もいれば、教育学科の学生も。
1年生もいれば、2年生も。もちろん3年生も。
所属学部・学科・学年が異なり、英語に対する思いも異なる。
だからこそ、いろいろな考え方、見方が生まれたり、時には意見が食い違ったり・・・。
でも、思いはひとつ「よりよいSALCを作りたい!」「たくさんの学生にSALCに来てほしい!」
お互いがお互いの思いを尊重しながら、ひとつのチームとして動いています。

聞くときはメモをとりながらいろんなことを吸収しています
研修会の最後には、卒業した学生スタッフから現役スタッフへのメッセージを紹介しました。
「社会人になった今でも英語の勉強を続けています」
「SALC学生スタッフの仕事で得られるスキルが、卒業後にどこかで生きてくるし、生かせる場所が見つかるはずです」
など、OGの方々の熱いメッセージに、現役学生スタッフたちはさらにやる気をもらいました。

「これを伝えたい!」熱の入ったプレゼンテーションが続きました
今やっていることが未来を作る、はばたけ学生スタッフたち!
Bunkyo English Communication Center