駐日パキスタン臨時代理大使が本学を訪問

  • 2017.05.26
  • お知らせ

駐日パキスタン臨時代理大使が本学を訪問

 5月24日(水)に、駐日パキスタン臨時代理大使ミルザ・サルマン・ババル・ベッグ氏が、本学を表敬訪問されました。講演会では、ベッグ大使が「Pakistan-the true image」というテーマで、パキスタンの歴史、文化、政治・経済の現状、長年の国連平和維持活動への貢献、そして今年65周年を迎えた日本との友好関係について、1時間にわたり解説されました。講演の最後には、「パキスタンが平和を愛する民主主義国家であることを知って欲しい。」「もっと多くの日本の女性に、社会のリーダーとして活躍して欲しい。」と学生に向けて熱いメッセージをいただきました。

 講演会には、学生や教職員ら約100人が参加し、パキスタンの核兵器不拡散条約へのスタンス、近年の宗教的テロリズムの拡大、マララ・ユスフザイさんに関する質問など、多岐にわたる活発な質疑応答が交わされました。大使は、学生からの質問の一つ一つに、歴史的な背景を示しながら誠実に対応されました。学生にとって、パキスタンを理解するための貴重な体験となりました。

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講演会には多くの学生が参加し、活発な質疑応答が続きました

 講演会後、森下要治学長とベッグ大使が、本学とパキスタン国内の大学との国際交流に向けて懇談しました。本学の「自立した女性」を育成する教育理念に深く共感していただいたほか、日本からの経済・技術協力だけでなく、両国の相互理解には学生間交流の活性化が不可欠であることなどの見解を共有しました。 

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女子教育の重要性を語る大使      本学とパキスタンとの国際交流に向けて意見交換を行いました