GC学科1年生が、可部の街の歴史を学びながら街歩きをしました

  • 2023.11.13
  • GC学科

GC学科1年生が、可部の街の歴史を学びながら街歩きをしました

 

私たちグローバルコミュニケーション学科の 1 年生31人は、2023 年 10 月 15 日(日)に開催された『可部夢街道まつり』に参加し、地元ボランティアの方から、可部の古い街並みや寺社について、学習しました。

 

 

私たちは、この祭りに参加する前に、6グループに分かれて、①可部の歴史、②JR可部駅、③明神公園・明神社、④品窮寺、⑤折り目・えびす、⑥勝圓寺について調べ、可部には古い街並みや歴史のある寺社などがあることを学習しました。

 そして、「可部夢街道まつり」では、明神公園・明神社、品窮寺、折り目・えびす、勝圓寺で行われた地元ボランティアによる歴史解説を聞きながら街歩きをしました。

 

 

最初に、訪問したのはJR可部駅です。この場所は、今回のイベントの対象ではなく、ボランティアによる解説もなかったのですが、事前にJR可部駅を調べたところ、可部の歴史や街を表すいくつかのモニュメントが設置されていることが分かりました。現地では、JR可部駅を調べた学生が、参加者に解説してくれました。この説明を聞いた学生からは「普段から使っている駅で目にしていた物にこのような歴史があって驚いた」「もっと可部のことを知るいい機会になった」と言った声が聞かれました。

 

明神公園では、小さなバスが展示されていました。このバスは、1905年に日本で初めての路線バス(可部~横川)を復元したものだそうです。日本で初めてのバスが可部で走ったというのは初めて知りました。私たちは中に乗って写真を撮ったりしました。

 

 

 

また、多くの屋台や舞台が設置されていたので、この祭りのテーマである「見て楽しむ」「食べて楽しむ」ことを体験しました。

 

明神社と品窮寺ではボランティアガイドによる説明を受けました。この場所にはどのような歴史があるかとか、過去に災害が起きた時には可部線が使えず芸備線で救助に来たなど貴重なお話を聞くことができました。

 

折り目・えびすでは、昔ながらの街の風景の中に屋台がいくつもあり、その中に普段見ることのない駕籠を展示してあるところがありました。その駕籠は見るだけでなく、触ったり、乗ったりすることができ、貴重な体験をすることができました。

 

最後に勝圓寺に向かいました。ここでは可部で実際にあった歴史を紙芝居で紹介してくださいました。紙芝居では広島の藩から偽のお金を作ることを命令され人々が偽物のお金を作ったという、非常に興味深い内容を聞くことができました。

 

参加学生に、今回の祭りに参加して感じたことを聞いてみると『地域全体で祭りに取り組んでおり、街全体が活気付いていたため楽しく参加することができた』『紙芝居がすごく楽しかった』『次回もあったらぜひ参加したい』などの意見を聞くことができました。

 

我々グローバルコミュニケーション学科1年生は、楽しく可部の街歩きのイベントに参加しました。皆さんも機会がありましたら是非参加してみてください! 意外な発見があると思います。

 

 

 

(この原稿はGC学科1年生、吉川昇龍が中心となり、安平椋陽、平田翔也、新宮勇太、池浦柑菜、中原優斗が担当しました)