広島文教大学附属高等学校 オフィシャルブログ

おうち時間の過ごし方⑮No Movie No Life(住山前教頭)

NO MOVIE NO LIFE映画がない人生なんて(つまらない)

住山 嘉孝

 緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ慎重に行動することが求められています。ご家族で映画鑑賞などいかがですか。

しぼり切れなかったので、ここ数年の映画を中心に独断と偏見で選びました。ご了承ください。(番号はランキングではありません)

ひとときでも皆様の有意義なお時間の一助になれば幸いです。

・高校生にぜひ観てもらいたい映画

①坂道のアポロン(2017年日本映画)

「この日々がずっと続くと思っていた」二度と戻らない特別なあの頃、青春を経験したすべての人に贈る感動の物語。長崎県佐世保市へと引っ越してきた高校生の友情、恋、ジャズとの出会いを描く。

②蜜蜂と遠雷(2019年日本映画)

ピアノの天才達が集う芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に、若き4人のピアニストが現れる。熱い"戦い"を経て、互いに刺激し合い、葛藤し、成長を遂げ<覚醒>していく4人―。その先に待ち受ける運命とは。

※復活を期する天才少女(松岡茉優)の演奏シーンが見どころです。

③あの日のオルガン(2019年日本映画)

第二次世界大戦が終局を迎えつつあった1944年。警報が鳴るたびに防空壕に避難していた品川の戸越保育所では、幼い園児たちの命を守るため保育士たちが保育所の疎開を検討していた。さまざまな意見を持つ親たちを説得してようやく受け入れ先が決まり、埼玉の荒れ寺で疎開生活が始まる。保育士たちは、多くの問題と向き合いながら子どもたちと過ごしていたが...。

※保育士・幼稚園教諭をめざす人はぜひ。実話です。

④ちはやふる(上の句・下の句2016年、結び2017年日本映画)

競技かるたに打ち込む高校生たちを描いた青春ドラマ。

※広瀬すずさん、熱演です。

⑤この世界の片隅に(2016年日本映画)アニメーション

広島市江波で生まれた少女すずは、昭和19年、呉に嫁いで18歳で一家の主婦となりました。戦争によって様々なものが欠乏する中で、家族の食卓を守るために様々な工夫をこらすすず。日本海軍の拠点である呉は空襲の標的となり、戦況も日常も悪化の一途をたどります。大事なものが奪われても、前向きに生きるすずでしたが、ついに昭和20年の夏がやってきて...

※戦時中が舞台の映画ですが,残虐なシーンが少なく,当時の人々の暮らしを丁寧に描いています。しかしその分だけ,よりいっそうリアルに戦争を感じられ,心に残る映画です。

⑥ビリギャル(2015年日本映画)

学年ビリのギャルがたった1年で偏差値を40も上げて慶應大学に現役合格した実話の映画化。素行不良で何度も停学を経験したヒロインが塾の講師と運命的な出会いを果たし、仲間に支えられながら、慶應大学合格という大きな目標に挑む姿が描かれる。

実は家族の絆も描いています。

⑦くちびるに歌を(2014年日本映画)

産休を取ることになった親友の音楽教師ハルコの代理として、生まれ故郷の五島列島にある中学の臨時教師となった柏木。天賦の才能を持つピアニストとして活躍したうわさのある美女だが、その性格はがさつで乗り回す車もボロいトラック。住民たちの注目を浴びる中、彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の顧問に。そして部員たちに、課題として15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。やがて、部員たちがつづった手紙から、それぞれが抱える苦悩や秘密が浮き上がってくるが......。

※ロビーでの合唱シーンに注目です。

⑧世界の果ての通学路(2012年フランス映画)ドキュメンタリー

四つの異なる地域で長時間かけて通学する子どもたちの姿を追ったドキュメンタリー。ジャクソンと妹は野生の象やキリンを避けながらサバンナを駆け抜け、カルロスと妹は雄大なパタゴニア平原を愛馬でひた走る。ザヒラはモロッコのアトラス山脈を臨む山奥の村から寄宿学校へと通い、インドで暮らす生まれつき足が不自由なサミュエルは弟たちの引く車いすで登校。彼らは危険も顧みず、学校に向け道なき道を進んでいく。

※命がけで通学する彼らですが、将来の夢を語る彼らの瞳は、本当にキラキラと輝いていました。

⑨君の膵臓をたべたい(2017年日本映画)

住野よるの小説を映画化。膵臓の病を患う高校生と同級生の"僕"の交流を、現在と過去の時間軸を交差させて描く。限られた命、一瞬一瞬を大切にしながら生きる。エンドロールに流れる主題歌(Mr.Childrenの"himawari")がストーリー全体を包み込み、沁みます。

⑩幕が上がる(2015年日本映画)

劇作家・平田オリザが2012年に発表した小説を映画化した青春ドラマ。地方都市の高校弱小演劇部の女子生徒たちが、元学生演劇の女王だった新任教師の赴任をきっかけに全国大会を目指し奮闘する様を描く。

※先入観なしで観てください。生々しい高校生活の日常風景、その中に芽生えた夢の輝きと友情を丁寧に表現しています。

⑪チアダン(2017年日本映画)

2009年に福井県の高校チアリーダー部が、アメリカのチアダンスの大会で優勝した実話をベースにした青春ムービー。

※こちらも先入観なしでご覧ください。青春映画の王道です。

・さわやかな気分になる、ほんわかする、スッキリする映画※ご家族でどうぞ

①ワンダー、君は太陽(2017年アメリカ映画)

生まれつき顔立ちが人と違う少年オギーは、幼いころから自宅で母のイザベルと勉強してきた。10歳になり学校に通い始めた彼は同級生と仲良くしたいと願うが、じろじろ眺められたり避けられたりする。しかし彼の行動が、周囲の態度を少しずつ変えていき......。

※主人公オギーだけではなく、彼を取り巻く人々がそれぞれ悩みを抱え、成長していく様を描いている秀逸な作品です。

②LIFE!/ライフ(2013年アメリカ映画)

凡庸で空想癖のある主人公が未知なる土地への旅を経て変化していく様を描くヒューマンドラマ。壮大なビジュアルや、主人公のたどる奇跡のような旅と人生に目頭が熱くなる。

※視聴後、元気になれるお薦め映画です。(吹き替え版は関西弁です。できれば字幕版で視聴を)

③ドリーム(2016年アメリカ映画)

NASAによる宇宙開発の偉業を支えた黒人の女性数学者たち。新たな時代を切り開い

たその爽快なる奮闘を描く感動作!※気品あふれる彼女たちの姿にきっと勇気をもらえます。

④今夜、ロマンス劇場で(2018年日本映画)

スクリーンから人が出てくるなんて、ウディ・アレン監督の「カイロの紫のバラ」を思い起こさせます。※ラストシーンまで目が離せない珠玉のラブストーリーです。

⑤阪急電車 片道15分の奇跡(2011年日本映画)

始点から終点まで片道15分のローカル線、阪急今津線の電車内を舞台にした、有川浩の小説を映画化した群像ドラマ。乗客たちの目を通して、偶然同じ車両に乗り合わせた人々の人生を映し出していく。

※不幸な人たちにもたらされる奇跡と、ハートフルなストーリー展開にスカッとします。

⑥舟を編む(2013年日本映画)

出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作(三浦しをん 原作)の映画化。

※不器用だが真摯に仕事に向き合う主人公の姿に心打たれます。一生の仕事を見つけることができ、それに携われることは幸せなことですね。

⑦マダム・イン・ニューヨーク(2012年インド映画)

自分の価値を認めてもらえない専業主婦が一念発起し、英語が苦手というコンプレックスを克服して誇りと自信を取り戻していく姿を描いたインド製ドラマ。

※主人公の「周りは変えられないが、自分は変われる」という言葉が印象的です。

⑧空飛ぶタイヤ(2018年日本映画)

人気ドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などの原作者として知られる池井戸潤のベストセ

ラー小説を実写映画化。トラックの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長が自社の

無実を証明すべく、製造元の自動車会社がひた隠す不正を暴く闘いに挑む。

※主人公の「熱さ」「人間臭さ」に好感が持てます。視聴後、スカッとする映画です。

⑨7つの会議(2018年日本映画)

「半沢直樹」シリーズなどで知られる作家・池井戸潤の小説を原作にしたドラマ。部下によるパワハラ告発を機に起こる波乱をスリリングに映し出す。

※縦社会の日本企業体質をエンタメに仕上げた王道の池井戸潤作品ですが、俳優の演技も素晴らしく後味が良い映画です。

⑩STAND BY ME ドラえもん(2014年日本映画)アニメーション

原作中から「のび太の結婚前夜」や「さようなら、ドラえもん」といった名作といわれる複数のエピソードを基に展開する、大人向けドラえもん映画。

※しずかちゃんのお父さんの言葉が心に響きます。思わず...。

⑪ぼくたちの家族(2013年日本映画)

ごく平凡に暮らしていた若菜家に、ある日、激震が走る。母・玲子に脳腫瘍が見つかり、余命1週間を宣告されたのだった。父や独立した長男の浩介、大学生の次男・俊平は動揺。玲子の病状は進み、浩介が誰だかわからなくなり、ひた隠しにしてきた不満や本音を吐き出していく。さらに父は多額のローンを抱え、母はサラ金に通っていたことがわかり、これまで波風立てずにやってきた若菜家は大きな問題を抱えていたことを浩介はまざまざと思い知らされる。どうしたらいいのかわからないながらも、浩介と俊平は何とかしようと動き始める......。

※家族の絆を描いた良作です。

⑫グレイテスト・ショーマン(2017年アメリカ映画)

19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムをヒュー・ジャックマンが演じるミュージカル。空想家の主人公が卓越したアイデアと野心で世界中を熱狂させる様と、ロマンチックな愛の物語が描かれる。

※音楽もダンスもストーリーもシンプルに楽しめるエンタメ映画です。

⑬ラストレター(2019年日本映画)

初恋の人と再会したヒロイン、ヒロインを彼女の姉と誤解した小説家、母に送られる小説家からの手紙に返信を書く娘の、心の再生と成長が描かれる。

※美しいラブストーリーです。

⑭ラ・ラ・ランド(2016年アメリカ映画)

女優の卵とジャズピアニストの恋のてん末を、華麗な音楽とダンスで表現する。クラシカルかつロマンチックな物語にうっとりする。アーティストの悲哀と恋愛の悲哀。2種の悲哀が絡み合って切ないドラマを生む。

※いきなりオープニングの高速道路上での音楽とダンスに圧倒されます。ミュージカル映画ですが、後半は男女の恋愛ストーリーがメインです。ラストシーンはどのように感じますか?

・音楽好きの方には

①イエスタデイ(2019年イギリス映画)

ある日ジャックは、停電が原因で交通事故に遭遇。昏睡状態から目覚めると、この世には「ザ・ビートルズ」がいないことになっていた。ジャックは、考えられるうち最もゲスい行動をとる。「イエスタデイ」や「ヘルプ!」「サムシング」といったビートルズ・ナンバーを自作曲と偽ってロックスターになろうとするのだったが...。

※ビートルズのスタンダードナンバーがたくさん演奏されます。ビートルズファンはもちろんビートルズを知らない世代の人にもぜひ観てもらいたい映画です。

②ボヘミアン・ラプソディ(2018年イギリス・アメリカ映画)

「伝説のチャンピオン」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった数々の名曲で知られるロックバンド、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記ドラマ。

※父親と見に行った後、クイーンの大ファンになった文教生がいました。ラストのライブシーンは、本当にライブ会場にいるみたいな臨場感を味わえます。

③アリー/スター誕生(2018年アメリカ映画)

数々のヒット曲で知られるアーティストのレディー・ガガが主演を務めたドラマ。昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリーは、歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーのジャクソンから歌を高く評価される。アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始めるのだが、...。

 ※レディーガガさんの歌唱力に圧倒されます。また、ガガさんの新たな魅力が発見できます。

④ロケットマン(2019年イギリス映画)

「ユア・ソング」などで知られるミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた伝記ドラマ。少年レジナルド・ドワイトは、両親が不仲で孤独だったが、音楽の才能に恵まれていた。エルトン・ジョンという新たな名前で音楽活動を始めた彼は、バーニー・トーピンと運命的な出会いを果たし、二人で作った「ユア・ソング」などヒットナンバーを次々と世に送り出して世界的な名声を得ることになるのだが、...。

※母からも父からも愛されない孤独な子どもが大人になってもずっと愛を求め続ける、苦悩を乗り越えて、今でもスターであり続けようとする姿に感動です。

・頭を空っぽにして楽しめる映画 ※笑いは免疫力をアップ

①カメラを止めるな(2018年日本映画)

低予算で製作されたインディーズ作品。最初2館のみでの上映が、瞬く間に全国を席巻。作品では、後半からどんどん伏線を回収していきます。

※「単なるゾンビ映画?」って途中で視聴をやめないでください。「ビデオを止めるな!」

②翔んで埼玉(2019年日本映画)

 埼玉を愛するがゆえの自虐ネタもここまで徹底するとバカバカしさが逆に笑いに。エンディング曲まで気が抜けません。

③記憶にございません(2019年日本映画)

記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディ。

※笑いだけでなく、ラストは...。

④探偵はBARにいる1~3(2011年・2013年・2017年日本映画)

大泉洋演じる探偵と、松田龍平演じる助手。BARにかかってきた謎の依頼人からの電話で翻弄されつつも調査を進めるうちに、絡まる大きな事件を解き明かしていく物語。2人のコンビネーションが絶妙。

⑤殿、利息でござる(2016年日本映画)

江戸時代中期の仙台藩吉岡宿が舞台の実話で、年貢の取り立てや労役で疲弊した宿場町を救うため、藩に金を貸して毎年の利息を地域の住民に配る「宿場救済計画」に尽力する人々の姿を描く。

※笑えて泣ける実話です。

⑥エイプリルフールズ(2015年日本映画)

うそをつくことが冗談で済まされるエイプリルフールを舞台に、人々が軽い気持ちで放った小さなうそが大きな騒動を引き起こしていく。

※多少のドタバタ感はありますが、シンプルに楽しめるエンタメ映画です。

・実話に基づいた映画

①グリーンブック(2018年アメリカ映画)

②ハドソン川の奇跡(2016年アメリカ映画)

③イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密(2014年イギリス・アメリカ映画)

④ホテル・ムンバイ(2018年オーストラリア・アメリカ・インド映画)

⑤こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年日本映画)

⑥15時17分、パリ行き(2018年アメリカ映画)

⑦海難1890(2015年日本・トルコ映画)

⑧杉原千畝(2015年日本映画)

⑨黄金のアデーレ 名画の帰還 (2015年イギリス・アメリカ映画)

⑩ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(2017年イギリス映画)

⑪リチャード・ジュエル(2019年アメリカ映画)

⑫タクシー運転手 ~約束は海を越えて~ (2017年韓国映画)

・あの話題作・名作もぜひ

①あん2015年日本映画)

②万引き家族2018年日本映画)

③新聞記者2019年日本映画)

④リップヴァンウィンクルの花嫁2016年日本映画)

⑤運び屋2018年アメリカ映画)

⑥シェイプ・オブ・ウォーター2017年アメリカ映画)

⑦セッション2014年アメリカ映画)

⑧0.5ミリ2013年日本映画)

⑨恋人たち2015年日本映画)

⑩女神の見えざる手(2016年フランス・アメリカ映画)

⑪レヴェナント:蘇えりし者(2015年アメリカ映画)

⑫ハンナ・アーレント(2012年ドイツ・ルクセンブルク・フランス映画)

⑬君はいい人(2014年日本映画)

⑭ソロモンの偽証(2015年日本映画)

⑮永遠の0(2013年日本映画)

⑯よこがお(2019年日本映画)

⑰半世界(2018年日本映画)

⑱容疑者Xの献身(2008年日本映画)

⑲チョコレートドーナツ(2012年アメリカ映画)

⑳シンゴジラ(2016年日本映画)

㉑パラサイト 半地下の家族(2019年韓国映画)

㉒アルキメデスの大戦(2019年日本映画)

㉓カツベン(2019年日本映画)

㉔存在のない子供たち(2018年レバノン・フランス映画)

㉕1987、ある闘いの真実 (2017年韓国映画)

㉖ジョーカー(2019年アメリカ映画)

㉗ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年アメリカ映画)

㉘ギフテッド(2017年アメリカ映画)

㉙工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男(2018年韓国映画)

㉚わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年イギリス・フランス・ベルギー映画)

2020年5月

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