広島文教大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のそこ知り㉕ 風しんの予防接種を

㉕ 風しんの予防接種を

学校の職員健康診断で、風しんの予防接種の必要性について説明があり、抗体検査を受けることにしたんです。なんと広島市は無料で、抗体検査も、予防接種も行ってくれるんですよ。ムッシュは、無料クーポン券を広島市から頂いて、医療機関に行ったんです。抗体検査では、風しんの抗体が無いことが分かり、予防接種を受けました。備えあれば憂いなし。ムッシュは修学旅行で海外に行く機会も多いので、感染して国内に持ち込んで、人にうつしてしまったら大変ですからね。

厚労省などによると、風しんは、急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力があります。風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。症状は感染症状を示さないケースから、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。

また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院加療を要することもあるため、決して軽視はできない疾患です。また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなるそうです。

かつては、ほぼ5年ごとの周期で、大きな流行が発生していましたが、平成6年以降の数年間は大流行がみられませんでした。ところが、平成23年から、海外で感染して帰国後発症する輸入例が散見されるようになり、近年では増加傾向にあります。

風しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法といえます。国は、予防接種法に基づく定期の予防接種については、2回の接種をそれぞれ95%以上の人に受けていただくことを目標としていますが、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、風しんのり患歴や予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してくださいと呼び掛けています

風しんワクチン(主に接種されているのは、麻しん風しん混合ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。さらに、接種後年数の経過と共に、免疫が低下してきた人に対しては、追加のワクチンを受けることで免疫を増強させる効果があるそうです。

広島市では、風しんの予防接種は、予防接種法に基づき、子どもを対象に公的に(無料で)行われています。しかし、1962年(昭和37年)4月2日~1979年(昭和54年)4月1日の間に生まれた男性は、これまで公的な予防接種を受ける機会がなかったため、抗体保有率が他の世代に比べて低くなっているそうです。

そこで、広島市は、この世代の男性の抗体保有率を引き上げるため、平成31年度から2022年3月31日までの3年間に限り、この世代の男性に対して無料で抗体検査と予防接種(十分な量の抗体がない方のみ)を実施しています。ムッシュはこの制度を利用して、予防接種を行いました。高校生の子供がいるムッシュと同年代のお父さんもいらっしゃると思います。ご家族の中で条件に当てはまる方は、活用してみてはいかがでしょう。詳細は、お住いの自治体にご確認ください。

2020年3月

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