広島文教女子大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のそこ知り⑯ 体験は最高のエビデンス

⑯ 体験は最高のエビデンス

3年生が真剣です。お盆休み返上で、推薦入試やAO入試などのために、学校に来て踏ん張ってます。「志望理由書を書いたんで見てください」「面接指導してください」。担任の先生や国語科先生、進路指導部の先生は、文教生のためなら「エンヤコラ」です。もちろんムッシュも「喜んで」と、応援団のつもりでエールを送ってます‼️

ムッシュのところに持って来る志望理由書には共通点があります。どれもこれも、名前を変えれば、誰にでも通用するような文書なんです。つまり、オリジナリティが無いんです。顔が見えない文章なんです。没個性なんです。よく言われる、判で押したような文章なんですよ。これでは勝負になりません。

そこでムッシュは言います。「あなたしか書くことができない文章にしよう。世界で唯一無二の内容にしよう」と説諭します。そうすると、生徒は「どうすればいいんですか?」。それ来た!とムッシュは語気を強めます。「体験談・経験談に勝るものはないんだよ。だって、その経験をして、率直に感じたのは世界中どこを探してもあなたしかいないんだから。体験は最高のエビデンス(証拠・根拠)なんだよ。一番説得力があるんだよ」と。

数日後、体験談を盛り込んだ生徒の文章は、飛躍的に素晴らしくなっています。「すごく良くなったよね。あなたがよく分かるようになったよ。オンリーワンの内容になったね」と褒めまくるんです。生徒はハッスルして、勢い付いて、どんどん個性輝く志望理由書に変化するんです。自信を持った若者が「大化けする」ことはよくあるんです。

多くの卒業生がこうやって志望校に合格していったんです。このコツをつかんで夢をつかんだんですよ。これがいわゆる「吉村マジック」なんです。秘策は生徒の中にちゃんとあるんです。それをどう引き出して導いてあげられるかが大事なんです。ムッシュはつくづく思います。「教師は究極、正解は教えられない。だけど、良い方向に生徒を導いてあげられることはできます」。教師とは、生徒の人生に携われる、やりがいのある、尊い職業だと、若い先生方に叱咤激励しています。

2019年8月

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