• 2025.8.25
  • 人間栄養学科

「小児糖尿病サマーキャンプ」後編(4日目~5日目)

「小児糖尿病サマーキャンプ」4日目の様子をご紹介します。

午後の企画は、「バームクーヘン作り」です。2グループに分かれ、施設の方からバームクーヘンの歴史や手順について説明を受けた後、楽しみにしていた調理です!ヘルパー学生たちが見守る中、子どもたちはグループメンバーと協力し合って生地を作り、少量ずつ竹に巻き付けて焼き上げていきました。何層にも重なったバームクーヘンが香ばしく焼きあがった時には、拍手喝采が起こりました。カーボカウントしながら切り分けて、出来立てのおいしさを味わいました。

 

【バームクーヘン作りの様子】

 

 

最後の夜は、恒例の「キャンプファイヤー」です。 子どもたちは、お互いにサインしあったお揃いのTシャツを着て練習してきたダンスを披露! 皆で踊ったり、ゲームをしたり・・・。会の最後は「キャンドルサービス」でお互いに一人ずつと握手を交わして思い出話をして、感謝の気持ちを伝え合あいました。

 

【キャンプファイヤーとキャンドルサービス】

 

 

いよいよ最終日となりました。

 午前は、ドクター(医師)が行う「糖尿病教室」と管理栄養士と管理栄養士を目指す学生が行う「栄養教室」です。文教の学生ヘルパーは、低学年を対象に、“カーボカウントをしてみよう!” というテーマで、日常的によく食べる食材の糖質量についてクイズを通して確認しました。またお菓子のパッケージを使って1回に食べる量での糖質量の確認も行いました。子どもたちも積極的に参加してくれました。

 

【栄養教室】

 

こうして全ての企画を終え、昼食後は閉会式と写真撮影が行われ、笑顔で来年の再会を約束しました。

お陰様で今年のサマーキャンプも無事に終了しました。学生ヘルパーたちは初夏の準備会からの長期の活動で大変なことも多かったと思いますが、様々な経験を通して得た学びをぜひ今後に活かして欲しいと願っています。