- 2025.11.20
- 教職センター
保育園長・保育士による出前講座が行われました
令和7年11月7日(金)に、広島県健康福祉局安心保育推進課の主催で、現役の保育園長と保育士による出前講座が本学において行われ、「保育実習指導ⅠA」受講の教育学科初等教育専攻幼児教育コースおよび人間福祉学科保育コースの2年生が参加しました。
まず、安心保育推進課の職員から、広島県の保育や保育士の情報を提供している「ほいくひろしま」のサイトが紹介され、学生たちは実際にそのサイトを開き、求人情報の見方などを確認しました。
その後、3名の講師による、保育士のやりがいや魅力、実習の心がまえなどに関する講話がありました。認定こども園サムエル未来こどもの園の川本園長は、保育士のキャリアアップの必要性やメリット、また、わからないことは遠慮なく質問し、自己発信をすることが人間関係の秘訣であること、実習ではあいさつや子どもが理解しやすい表現をするなどのコミュニケーションが大切であることを話されました。本学教育学科卒業生で認定こども園サムエル未来こどもの園の本庄保育士は、子どもの気持ちを受けとめるには時間と気持ちを共有すること、保護者の気持ちに寄り添うことで信頼関係を築くことができると教えてくれました。そして、本学人間福祉学科卒業生で認定こども園みどりのもりようこうこども園の泉保育士は、子どもの個性に合わせて対応を考えること、実習日誌は保育士から教えてもらったことを受けて何を学んだかを書くとよいことなど具体的な助言をされました。
講話の後は、グループに分かれて各講師に質問するトークセッションがあり、保育士の仕事や実習に関する疑問や不安なことなどについて直接話を伺いました。講師の先生方はどんな質問にも笑顔で丁寧に回答をくださったため、学生たちの実習に対する不安は軽減でき、保育の仕事を具体的にイメージできたようでした。この講話で学んだことをさらに深めて、実習や就職活動に意欲的に取り組んでほしいと思います。











