人間福祉学会が開催されました！

今年度は、10月21日（土）に開催し、「実習指導を通して福祉人材育成について考える」をテーマに卒業生4名をシンポジストに迎え、シンポジウムを行いました。

　人間福祉学科は、誕生から今年で24年目を迎えます。この間には多くの卒業生達が医療福祉領域へ就職を果たし、福祉専門職として地道な活躍を続けてくれています。さらに、現場で実践を続ける卒業生の中には、我々教職員と同様に「人を育てる」側、すなわち実習指導者として養成教育に携わる人も増えつつあります。そこで今回は、本学の各資格コースで実習指導を行う卒業生と共に、実習指導の話題を通して、現場で求められる福祉人材について考える機会としました。

社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士・保育士の本学養成4資格の実習指導者に日頃携わっている卒業生に登壇いただき、自身の学生時代も振り返りつつ、実習指導や人材養成などを話題の中心に、シンポジウム形式で意見交換を行いました。

自身の学生時代を振り返り、実習を経て学んだことや感じたこと、自身の変化や成長したこと等をお話ししてくださいました。そして、現在実習指導者として自身が実習生に対して関わる際に大切にしていることや、実際にそれぞれの施設・事業所で実習生に対して行っている取り組み、実習生に求めることは何かということを具体的にお話ししてくださいました。

在学生も参加し、これから自分たちがいく実習とはどういうものなのかということについて理解を深めたり、卒業生と交流したりするなど、とても充実した学会となりました。登壇者の皆様、この度はありがとうございました。