栄養の「今日の出来事」:オーストラリアの小学校での食育活動

  • 2019.05.15
  • 人間栄養学科

栄養の「今日の出来事」:オーストラリアの小学校での食育活動

 4月29日(月)~5月1日(水)に、人間栄養学科の4年生4名がオーストラリア・クィーンズランド州のウェラーズヒル小学校で食育活動を行いました。この活動は、毎年、人間栄養学科の海外栄養学研修の一環として実施しているものです。

 

【ウェラーズヒル小学校における食育活動】

 クィーンズランド州のブリスベン近郊にあるウェラーズヒル小学校は、クィーンズランド州初の日本語バイリンガルプログラム採用校です。ウェラーズヒル小学校の日本語バイリンガルプログラムの児童は、オーストラリア教育省の小学校学習指導要領に従って、国語・算数・理科・社会などの教科を完全なイマ-ジョン教育で学習します。また本学と同様、iPadやインタラクティブホワイトボード(電子黒板)を活用した双方向性授業と自律学修が推進されています。今回は、日本語バイリンガルプログラムに在籍する4年生4クラス(計93名)の児童の皆さんに『野菜をしろう』というテーマで2日間にわたり食育授業を行いました。

 1日目の授業では、さまざまな野菜の名前や栄養について説明した後、野菜の写真カードを使った「野菜ビンゴゲーム」をしました。それまで知らなかった野菜にも興味をもってもらえる機会となり、児童たちがお互いに野菜について教え合う姿も見られました。

 

 2日目は、1日目に学習した内容を復習した後、今回の食育授業のために準備した「野菜つりゲーム」をしながら、野菜とくだものの違いや野菜のもつ栄養について楽しく学んでいただきました。

 参加学生は、元気いっぱいの児童たちに圧倒されながら授業に臨みましたが、現地の先生方のサポートや明るく素直な児童たちに支えられながら、計8回の授業を終えることができました。ウェラーズヒル小学校の皆様には心より感謝申し上げます。

 

【参加学生の感想】

・授業の準備には大変時間もかかり苦労しましたが、実際の授業では児童から元気をもらいながら進めることができ、どの授業も楽しくやりがいを感じることができました。

・児童からの難しい質問に対して正確に回答できないこともがあり、さまざまな観点から栄養学の専門知識を確実に学修することの必要性を実感しました。

・他人に教えることの難しさを痛感した2日間でしたが、計4回の授業を通して、児童にわかりやすく伝え、正しく理解してもらうための様々な工夫を学ぶことができました。この学びを、将来、管理栄養士として働く上でも活かしていきたいと思います。

・緊張して授業に臨みましたが、児童の元気のよい反応に助けられながら無事に授業を終えることができました。ウェラーズヒル小学校の先生方から、iPadや電子黒板を使った授業上の工夫などもアドバイスしていただき大変勉強になりました。

 

今回の参加学生です。

稲迫 希(広島県立三次高等学校出身)

井場 恵理奈(広島県立安芸南高等学校出身)

増田 沙耶(広島文教女子大学附属高等学校出身)

面谷 菜月(広島県立呉昭和高等学校出身)