中小田古墳「三角縁神獣鏡」のレプリカチョコ作りをお手伝いしました

  • 2023.03.31
  • GC学科

中小田古墳「三角縁神獣鏡」のレプリカチョコ作りをお手伝いしました

 広島市安佐北区口田南に中小田古墳があるのをご存じでしょうか。太田川下流東岸(安佐大橋と安芸大橋の間)に沿って延びる標高60~130メートルの丘陵上に存在する古墳群です。

 1961年に地元の中学生が「三角縁神獣鏡」を発見、1979年に発掘調査が行われ、1996年に国の史跡に指定されました。広島市では、2021年度から2030年度にかけて、史跡公園的に整備することを計画しています。

 この古墳のことをより多くの人に知ってもらうために、広島市では2月25日に安佐北区の口田公民館において「三角縁神獣鏡チョコレート作りワークショップ」を開催しました。広島文教大学は地域の文化財保護活動へ協力として、グローバルコミュニケーション学科の学生4名がボランティアとしてお手伝いしました。

 当日は、小学生からシニア世代まで30名が参加し、広島市の文化財振興課や福井市郷土博物館の方から古墳や三角縁神獣鏡の話を聞きながら、三角縁神獣鏡の原寸大のレプリカをチョコレートで制作しました。チョコレートを作りながら歴史も学べる2倍おいしいワークショップでした。

 

▼参加者のチョコレート作りを手伝う学生ボランティア

 

▼出来映えを確認する主催者と学生ボランティア

◀左端から福井市郷土歴史博物館の藤川学芸員、GC学科3年の今中さんと横山さん

▶右端からGC学科3年の野崎さん、宮田さん、広島市役所文化振興課平田文化財担当課長