倉敷市真備町で炊き出しを行いました

  • 2018.09.12
  • 人間栄養学科

倉敷市真備町で炊き出しを行いました

 8月26日(日)に、7月上旬の西日本豪雨で大きな被害が発生した倉敷市真備町の倉敷市立岡田小学校で、大和重工(株)と人間栄養学科が協働し、炊き出しを行いました。

 教員2名と4年生2名が参加し、避難所の方々へ昼食として『きしめん入り梅塩ちゃんこ鍋』を300食提供しました。『梅塩ちゃんこ鍋』は、東日本大震災後の炊き出しで大和重工(株)とご縁のある、大相撲貴乃花部屋直伝のメニューです。このメニューに人間栄養学科が、野菜不足を解消できるよう1杯で10種類の野菜類140gがとれるレシピに改良しました(1日に取りたい野菜類の40%を摂取)。

 残暑が厳しい中、4年生が大和重工製の「移動かまど」2台を用いて調理と盛付けをしました。4年生は、学内実習や臨地実習で学んだ大量調理の技術を生かして、提供時間までに順調に作業ができました。

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 4年生からは、「多くの方に召し上がって頂けたことをとても嬉しく感じたと同時に、まだまだ真備町では炊き出しなどの支援が充分に行き届いていない地域もあることをはじめて知り、実際に自分の目で現状を確かめることが大切であると感じた」、「はじめて炊き出しに参加させていただき、効率よく作業することがとても大切だと感じた。微力ながら被災者の方の力になれたと思う。とてもよい経験になった」という感想がありました。

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 このほかにも、人間栄養学科の活動を「今日の出来事」(https://www.h-bunkyo.ac.jp/university/incident_nut/)でご紹介しています