• 2025.8.7
  • 附属図書館

「ホンカフェ@図書館 第4回」を実施しました

『ホンカフェ@図書館』最終回となる第4回を2025年7月24日(木)16:30~開催しました。

 

浴野先生からはご自身の学生時代の読書体験をお話しいただき、

『氷点(三浦綾子 著)』『砂糖菓子が壊れるとき(曽野綾子 著)』などをご紹介いただきました。

 

参加してくれた2名の学生からは、ドストエフスキー、小林泰三などの本が紹介され、

「先生の読書体験が、今でも大切な体験として先生の中にある様子が伝わり、読書っていいなと思いました」

「お話しの中で、先生の読書体験と自分の読書体験に共通点が見つかり、それを共有することができて嬉しかった」

「自分の読書体験を話すことで、新しい発見があり、視座が高まった気がします。他の参加者の方や先生との対話を通して、

 新しい視点を得ることが出来ました。」 

 

といった感想をいただきました。

 

【先生の感想】

大学時代に人生の深さや生きることの幸不幸を考え、

想像できる小説に出会えたことを振り返り、話しました。

社会背景の話から戦争の話につながっていきましたが、

参加された学生さんたちは興味をもってもらったようです。

若い人は、過去、特に戦争などの大変なことを語る大人が身近にいないことや、

ゆっくり対面で話し合う時間があまりないことを痛感しました。

参加学生さんたちが増えて、学生同士の対話が広がるととても良いのではないかと思いました。

 

全4回の実施となった『ホンカフェ@図書館』。

どの回も参加者同士の読書欲を刺激する大変充実した内容になりました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!