地域開放講座「⼈⽣論」

本学では⽣涯教育科⽬「⼈⽣論」を
地域の皆様に公開しています。ご聴講を歓迎いたします

広島⽂教⼤学では、⽣涯教育科⽬の「⼈⽣論」を地域のみなさまに開放いたします。様々なチャレンジをしながら⼈⽣を切り開いてこられた講師の⽅々のお話は、豊かで確かな⼈⽣を⽣きていく指針や⼒となる内容ばかりです。
⼀コマのみの聴講も歓迎いたします。みなさまのご参加をお待ちしております。

詳細は以下PDF等をご覧ください。

広島文教大学 地域開放講座「人生論」詳細  広島文教大学 地域開放講座「人生論」詳細

  • 聴講の⼿続きについて

    ・聴講可能なのは、第2回〜第7回、第9回〜第14回です。
    ・事前申し込みは必要ありません。
    ・当⽇、講座開始時間前までに、本部棟事務局で受付をお済ませください。
    (初めて受講される際には、受講者カードの作成をお願いいたします)

  • お問い合わせ

    広島文教大学 地域連携室
    室長 金子 留里
    TEL:082-814-2135(内線471)
    メール:rkaneko@h-bunkyo.ac.jp

講演予定

最新の講演報告

過去の講演報告

  • 第2回『⾳楽と料理を楽しみ、平和に⽣きる』 アルバル・カスティージョ さん

    今回は、作詞・作曲・編曲家、ピアニスト、メキシコ料理人のアルバル・カスティージョさんで、「音楽と料理を楽しみ、平和に生きる」と題して、話していただきました。

    明るいリズムの歌から始まって、故郷のエルサルバドルのこと、内戦が起こって、難民となり、世界中で反戦歌を演奏してきたこと、広島に移住しバンドを結成して、活動していること‥‥など、さまざまなことをお話し下さいました。今の日本になれてしまっている私たちにとって、鮮烈な内容で、今ある平和の尊さや「自分の家族を大切にする気持ちが大切」というメッセージには、学生たちも大変共感を持った様子でした。

    第2回-1
    第2回-2
  • 第3回『ご縁に導かれ、流れにのって・・・』 掛谷 久美 さん

    今回は、木のおもちゃと器のお店 木ままや店長の掛谷 久美さんに『ご縁に導かれ、流れにのって・・・』と題して、話していただきました。

    保育士として働かれた後、子育てをしながらヨーロッパのおもちゃをもっと伝えたいと思われ、おもちゃ屋を始められたこと、その中でのご自身のお考えなどを、持参されたおもちゃや、童歌、手遊びなどを交えてお話しくださいました。お話の題やその穏やかなお話しぶりの向こうに、揺るぎない意志をもって進んでこられた先生のこれまでの道のりを知ることができました。さまざまな不安を抱く学生たちにとって、「なりたい自分を目指す」という先生のメッセージには、大変勇気づけられたようでした。

    第3回-1
    第3回-2
  • 第4回『二足のわらじ ならぬ 百足のわらじ』 秋津 智承 さん

    今回は、可部願船坊住職でチェリストの秋津 智承さんに『二足のわらじ ならぬ 百足のわらじ』と題して、話していただきました。

    今回は、深々としたチェロの音色に始まりました。そして、「なんで普通の家に生まれなかったのか」という疑問。コンクールでの数々の出来事。ソリストとしての経験。「この程度じゃー」という呪縛がいつまでも続いたことなど。このように、学生にとってみれば、なかなか聴くことのできないご経験をお話しくださり、大きな刺激をいただいたと思います。特に、お話の中にあった「自分の思ったように」「来た仕事を全力で」「まず認める」というメッセージは、学生たちがそれぞれ自分のことに引き寄せて考える良い糸口になったようでした。

    第4回-1
    第4回-2
  • 第5回『バランス感覚~みんな悩んでいるよ~』 福田 加代子 さん

    今回は、(株)みづま工房 営業部 次長の福田 加代子さんに『バランス感覚~みんな悩んでいるよ~』と題して、話していただきました。

    生い立ちのこと、美容師になったこと、広告代理店社長からヘッドハンティングされたこと、育児や介護を両立させながら、主体的に業務を推進していることなど、常に前を向いて、突き進んでこられた人生をお話しくださいました。多くの学生達が、同じ女性として見習い、先生の持っておられる、決断、挑戦、努力、自信……が少しでも自分にもっとあったらと感じただけでなく、講演のお題の通り、その背後で悩まれていたことを知り、そして、バランス感覚が大切と言われて、少し安堵もしたようでした。

    第5回-1
    第5回-2
  • 第6回『研の道に入って約半世紀』 森𦚰 明彦 さん

    今回は、御刀研師の森𦚰 明彦さんに『研の道に入って約半世紀』と題して、話していただきました。

    ご自身の幼少の頃のチャンバラごっこなどの体験、刀への憧憬、就職してからの刀との関わり、そして、今で言う「脱サラ」、修行、……。刀から離れられなかった人生と、地道なお仕事の様子などを、ヴィデオも交えてお話しくださいました。ガラス越しにすら刀を見たことが無かった多くの学生にとって、刀を直に見せていただき、重さや大きさを実感できただけでなく、一つのことが好きで一心に打ち込んでこられた人生と、それを訥々とお話しくださったそのお人柄をも知ることができました。自分の将来を考える学生たちにとって、仕事、人生、家族、幸せ……など、忘れかけていた何かを考える良い機会となったようでした。

    第6回-1
    第6回-2
  • 第7回『世界一幸せな仕事人になる!』 川手 直美 さん

    今回は、生命保険会社 ライフコンサルタントの川手 直美さんに『世界一幸せな仕事人になる!』と題して、話していただきました。

    写真を見せていただきながら、ご自身の生い立ちから始まって、本学での勉強、学習塾の起業、結婚、出産、転職、……。本当にさまざまな経験をされてきたこれまでの人生をお話しくださいました。学生達も、自分と同じ大学で学んだ先輩で、とても身近に感じられたと思います。卒業後に大きく方向を変えていった川手さんの人生は、改めて自分はどうしていくべきか、仕事をするとはどのようなことかなどを考える良いきっかけになっただけでなく、そのバイタリティーにも見習うところが多くあったようでした。

    第7回-1
    第7回-2
  • 第9回『平和活動の裏と表』 嘉陽 礼文 さん

    今回は、広島大学原爆瓦発送之会会長の嘉陽 礼文さんに『平和活動の裏と表』と題して、話していただきました。

    平和活動として原爆瓦を収集・発送するようになったのは、中学生の時に沖縄から訪れた広島への修学旅行で原爆瓦の存在を知ったことがきっかけで、被爆者の方々の人生に寄り添い、心のケアをしていきたいと思ったことでした。今でこそ活動がメディアに取り上げられて注目されるようになったものの、注目の裏で数々の地道な作業と努力が続けられていることについて、ユーモアを交えながら教えていただきました。話の中で出てきた「誠心誠意、信念をもって貫き通す」「人生をかけて活動を継続する」といった言葉は、今後の人生について考える学生たちにとって、何らかの示唆を与えるものとして印象に残ったようでした。

    第9回-1
    第9回-2
  • 第10回『伝える力~ラジオの世界~』 中川 真由美 さん、笹原 綾乃 さん

    今回は、広島エフエム放送の中川 真由美さんとフリーアナウンサーの笹原 綾乃さんに『伝える力~ラジオの世界~』と題して、ラジオパーソナリティならではの軽妙な話しぶりで存分に語っていただきました。

    ラジオの世界に飛び込むようになったきっかけや理由、自身におけるラジオ観などから、お二人の職業への一方ならない誇りと愛着が感じられました。また、仕事の「やりがい」や「使命・責任」といったことを考えるうえで、何らかの示唆を与えていただけたとも感じました。

    これから就職活動を控える学生たちに対しては、ご自身たちの経験を踏まえた話として、「自分の強みを伸ばすことが大事であり、そのためには特技を見つけて突き詰めること」、就職活動中に迷ったり行き詰ったりした時に、「諦められないことは何か、とことん考えて明確にすること」といったアドバイスをいただき、最後には「自分が進化するための良いチャレンジを恐れないでほしい」というエールを送ってくださいました。

    第10回-1
    第10回-2
  • 第11回『導かれて、感謝!』 眞藤 邦彦 さん

    今回は、本学の特任教授であり、サッカーインストラクターとしても活動する眞藤 邦彦さんに『導かれて、感謝!』と題して、日本のサッカー指導者養成に長年携わってこられた立場から話していただきました。

    サッカーとの出会い、競技に打ち込んだ学生時代、指導者を養成する立場になって・・・「その時々の人との巡り合わせと導きがあったからこそ、今の自分がある」と、謙虚に語っていらっしゃる様子が印象的でした。

    また、日頃から伝えておられる「夢や目標を持つことの大切さ」について改めて教えていただき、学生たちそれぞれが夢への手がかりを見つけるためのヒントを得ているようでした。

    第11回-1
    第11回-2
  • 第12回 『バタフライ・エフェクト ~小さな蝶の羽ばたきが、やがて竜巻となり未来を変える~』 野元 惠水 さん

    今回は、広島県セクシュアルマイノリティ協会代表理事の野元 惠水さんに『バタフライ・エフェクト~小さな蝶の羽ばたきが、やがて竜巻となり未来を変える~』と題して、お話しいただきました。

    LGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティの方々をとりまく世界的環境や日本国内の状況、それらへの支援・啓発に関する具体的な活動の様子など、数々の事例をあげながら解りやすく丁寧に教えていただきました。

    その中でも印象に残ったのは、カラフルな色鉛筆が並ぶイメージ画像を提示しながら、「人間に例えると‘色’は『個性』であって、多様性(ダイバーシティ)を理解・推進するにあたり大切なことは、‘色’を混ぜ合わせるのではなく、様々な‘色’を認め合うこと。そのことが尊重・受容としてのインクルージョンに繋がっていく」という話でした。

    その一方で、啓発活動は口で言うほど簡単な話ではなく地道な努力が必要とのことから、「最初から諦めないこと」「小さな事からでも行動をおこすこと」の重要性について触れ、示唆を与えていただきました。

    第12回-1
    第12回-2
  • 第13回『死から学んでいること』 児玉 賢司 さん

    今回は、(株)玉屋 代表取締役・広島県葬祭業協同組合専務理事の児玉 賢司さんに『死から学んでいること』と題し、家業として継いだ葬祭業という職業から得た様々な経験に基づく自身の仕事感や人生観をお話しいただきました。

    普段、「死」に向き合う機会が多いと、何のために生きているのか、仕事をしているのか考えさせられることがあるそうです。それについて、「私は、この世に人間として修行しにきているのではないかと思います。亡くなる寸前まで魂(心)を磨いて、次世代に引き継いでいき、それが継続していき、人類の発展に繋がるものと信じています」とおっしゃられました。その話から、長いようで短い限られた人生を前にして、実直に悔いのないように生きることの大切さを感じ取ることができました。

    第13回-1
    第13回-2
  • 第14回『女性の視点って何だろう~新聞記者として思うこと』 平井 敦子 さん

    今回は、中国新聞社文化部デスクの平井 敦子さんに『女性の視点って何だろう~新聞記者として思うこと』と題して、お話しいただきました。

    ご自身の生い立ちから、新聞社へ入るまでの経緯、現在のご家庭との両立などについてお話しくださり、ご家族、中でもお母様のご協力の大きさを述べられました。それに続くお仕事のお話では、会社の中での男女比や編集の場における男女の感覚の差などについて、実際の紙面づくりの現場のお話を交えてお話しくださいました。3年生以上の学生である受講生にとっては、近い将来に直面するだろうと思われる内容も多く、改めて男女の差について考えた学生も多かったようでした。

    第14回-1
    第14回-2