広島文教大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のそこ知り52 文教生のための荒天時対応と定期試験

ムッシュ吉村のそこ知り52 文教生のための荒天時対応と定期試験

 「それは文教生にとって最もよいことですか?」。我が武田学園の教職員の行動規範です。教職員は日々の行動の中で、常に文教生のために最もよいことは何なのかを心掛けて教育をするということです。教育をする中で、さまざまな判断が求められます。広島文教高校では、常に文教生にとって最善は何かを問いながら、日々決断をしています。

 判断と言えば、この時期、梅雨前線が停滞し、大雨が降り続いています。土砂災害や河川の増水など危険性が高まっています。「この状態で、生徒を登校させても大丈夫なのか?授業を続けて、下校時は無事帰られるのか?」「受験などもあり、授業を安易に休みにはできない。でも、このままで良いのか」。荒天時は、これらの事が頭から離れません。生徒の安心安全を最優先に、どうすべきかを常に考えています。

 そこで、広島文教高校は、これまでの荒天時対応を抜本的に見直し、7月から時代に即した、より文教生の安全安心が担保できる新たな荒天時対応を取っています。大きな改善点は「早め早めの対応」と、「休校せず、原則オンライン授業をする」という2点です。

 気象警報や避難情報が発令されると見込まれる場合、原則として、発令が見込まれる日の前日までに、発令(見込)当日の開校・登校についてを判断。その結果を、学校ホームページ、Classi、マチコミメールなどを用いて生徒にスピーディーに連絡します。さらに、当日は休校せず、生徒は自宅でオンライン授業を受講します。つまり、休校を回避し、年間授業時数の確保と学力向上を図ります。登校時の安全確保(荒天時の通学に伴う危険の回避)を考えての措置なんです。

 これまでは当日の午前6時の時点で、警報が2個出ているかどうかなどで、自宅待機や休校などを判断するものでした。文教高校では県北など遠隔地から登校する生徒もおり、判断が出た時には既に自宅を出てしまっていたというケースも多かったのです。早め早めの対応と休校回避を実現できたのは、実を言うとオンライン授業のおかげなんです。つまり、コロナの影響でいち早く本校で導入したオンライン授業、つまり、デジタルシフトによって、荒天時の対応においても大きく改善する事ができたんです。

 大きく変わると言えば、7月11日土曜日から始まった定期試験もです。これまでは1日に3科目から4科目の試験がありました。生徒の中には全ての教科に全力を注げず、不本意な結果になってしまうケースも目立っていました。そこで、文教生の皆さんには、どの教科もしっかり試験勉強をしてもらおうと、原則、1日2教科までとしました。高校で習う事はその後の人生でなかなか出合えない、学べない事もたくさんあります。定期試験を大事にする事は、文教生にとって、大切なことだと信じています。

 荒天時対応も、定期試験も、「それは文教生にとって最もよいことですか?」を考え抜いた教育改革の一つです。「礼法の文教」や「心を育て、人を育てる」などの「文教ism」は脈々と受け継がれています。その上で、時代や社会のニーズを敏感に捉えながら、変革、改革することを恐れず、大胆かつ果敢に、チャレンジしていきます。このことこそ、文教生にとって最もよいことだと確信して...。
 

2020年7月

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