広島文教大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のそこ知り㊸文教高校のオンライン授業

ムッシュ吉村のそこ知り㊸文教高校のオンライン授業

 新型コロナウイルス感染拡大防止策として、全国に緊急事態宣言が出され、広島文教高校も臨時休校になっています。今は生徒や保護者の方々、教職員、家族の方々の健康や命を守ることを最優先に、断腸の思いで休校措置を取っています。辛抱の時です。朝の来ない夜はありません。「STAY HOME」で、見えない敵に打ち勝って、みんなで力を合わせて平穏な日常を取り戻しましょう。

 とはいえ、休校はやむを得ないにしろ、勉強をおろそかにすることはできません。特に、大学受験を控えた3年生にとっては、入試は待ったなしです。例年より多少、推薦やAO入試などの時期が後ろ倒しされることはあっても、無くなることはありません。そこで、広島文教高校は、臨時休校中に、自宅で授業が受けられる「オンライン授業」を始めました。本校では県内の高校に先駆けて、3年前から全校生徒にiPadを配備し、いち早くICT教育に力を入れています。このことが功を奏し、コロナで日本中の教育機関が混乱する中、2年、3年生にはオンライン授業を導入することができています。残念ながら、1年生にはコロナの影響で、iPadの配備が遅れていますが、一日でも早く1年生の皆さんの手元に届くよう、努めています。

 本校でもはじめは、手探り状態でオンライン授業がスタートしました。なにせ、初めての経験です。先生方に集中研修を数日間にわたって行いました。実際に、各教科ごとに全教員が先生役と生徒役に分かれ、遠隔で模擬授業。オンライン授業のノウハウや不具合、改善策などを共有し、なんとか本番にこぎつけました。課題は山積みです。ムッシュは思います。オンライン授業をやることが目的になってはいけません。あくまでもオンラインはツールです。一番大事なのは、生徒の皆さんの学力が上がること、きちんと学びが定着することです。そのためには、オンラインで、いかに分かりやすい効果的な授業が生徒の皆さんに届けられるかが問われていると思います。オンラインで一方通行の授業になっていては意味がありません。教師と生徒がオンラインで双方向にコミュニケーションが取れ、学びが高め合えることを文教高校では日々、目指しています。

 本校の河田敦之校長は言います。「コロナウイルス感染が終息した後(コロナ後)は、教育界はまったく新しい世界を迎えます。デジタルシフトの時代です。当たり前のようにオンラインが活用され、様々な分野でデジタル化、情報化が進みます。ICTをいち早く取り入れている文教には強みがあります。強みを活かして、コロナに打ち勝ちましょう」と。

芸能界でも志村けんさんや岡江久美子さんが急逝され、全国中に衝撃と悲しみが広がりました。報道で、死後に遺体が近親者が触れることもできないまま袋づめされて荼毘に付されたことを知り、改めて新型コロナウイルスの怖さを思い知らされました。世界中で300万人近くが感染し、20万人以上の方が亡くなられています。本当にコロナウイルスは恐ろしい人類の天敵です。長い歴史の中で、人類はペストやコレラ、天然痘などの感染症に何度も苦しめられ、見えない敵と闘ってきました。いつも、これらの敵に打ち勝って、新しい時代を築き、発展を遂げてきました。新型コロナウイルスも、必ずや人類の英知と結束で撲滅できるとムッシュは信じています。

「ピンチはチャンス」。コロナの影響で学校で授業ができないから、デジタルシフトし、オンライン授業が導入されたのです。学校での対面授業とは違い、オンライン授業ならではの魅力もあるという先生もいます。「生徒の反応や声が講義を中断することなく瞬時で拾うことができ、即座にフィードバックすることができる」などです。ゴールデンウィーク後も臨時休校措置が延長され、5月7日以降にオンライン授業が本格化する可能性もあります。何はともあれ、コロナウイルス感染が収束し、文教生が笑顔で元気に登校できる日が一日も早く来ることをムッシュは祈っています。

最後に、コロナウイルスのために世界中で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、感染され闘病されている方々の快復を心よりお祈り申し上げます。

2020年4月

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