広島文教女子大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のカナダプチガイド㉖

番外編 帰国してからが要注意

 25日夜、カナダホームステイ組23人は無事元気に帰ってまいりました。本当に良かったと、胸をなでおろしています。自称、晴れ男のムッシュ吉村には、梅雨明けの日に、青空のもと、帰国するぐらいはできますが、なんといっても日本の夏は暑くて、ムシムシ。生徒たちは、どっと疲れが出ているのではと心配しています。

 ホームステイ中のカナダの気候は、高くて23、24度程度、からっとしていて湿気は感じません。日差しは確かにきついのですが、心地よい風と湿気の少ない空気で、大変過ごしやすかったです。一転、帰国した日本。どよーんとした、ムシムシの夏は、体調を崩しやすくなります。例年、帰国後、調子が悪く、寝込んでしまう先輩たちもいました。つまり、帰国してからが要注意です。水分補給をしながら、適切な体温調整をして、睡眠をしっかり確保する必要がありますね。あれだけ、日本食が恋しかったのだから、食用は大丈夫と思いますが、この気候です。過信は禁物です。帰国後、2、3日が肝心です。ちょうど週末を迎えるので、遊びたい気持ちはわかりますが、しっかり休養を取って、週明けの補習や部活動などに備えてください。

 ここで、おばあちゃんの知恵袋をひとつ紹介します。夏バテ防止には、昔から梅干しがよいとされます。梅干に含まれる「クエン酸」には、疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。「梅干を食べると身体の調子が良い」という声をよく聞きますが、これは「疲労を感じる物質を体内で作らない」ということなのです。

 また、梅干しを食べると食あたりになりにくいという昔からの言い伝えがありますが、梅干しが食中毒菌である「黄色ブドウ球菌」や「病原性大腸菌」といった食中毒菌の増殖を抑制する作用があり、食中毒を予防する働きがあることが明らかになったそうです。 梅干しを見たり、思い出したりするだけで、口の中に唾液が広がったという人は多いと思います。梅の酸味が体内の消化器官を刺激し唾液など消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させるとともに消化を助けます。また、梅干しに誘発されて出る唾液の質はサラサラで、口の中に残った食べかすや細菌を洗い流しやすく、虫歯予防にもなるそうです。梅は人間の体の中で直接、血や肉となるものではありませんが、体の基幹部分すべてにエネルギーを与え健康にしてくれるものです。驚異のパワーがあるのですよ。

 このように、昔からのやるべきことをいっぱい知っているのが、おばあちゃんやおじいちゃんです。夏休みで、祖父母の家に訪れることもあろうかと思います。そんな時、いろんな「知恵袋」を聞いておくのも大切ですよ。教訓や昔からの言い伝えには、次の世代への大事なメッセージが込められている、とムッシュ吉村は確信しています。

 みなさんがホームステイしたカナダ。おばあちゃんの知恵袋のことを、英語で「Grandma's wisdom 」と言います。寒さを感じると、体は体温を上げようとして、エネルギーを使います。さらに、ウイルスと戦う事で体力を使ってしまいます。そこで、体を暖めてあげることが大切ですね。外に出るときは首、手首、足首など首がつく場所をマフラなどで温かくしますよね。昔からの知恵で、日本では、たまご酒、葛湯、しょうが入り蜂蜜レモンなどを飲むのも、体を暖めることで免疫力がアップします。カナダでは、チキンスープを飲むそうです。風邪を引いたときなどは、試してみてはいかがでしょう。

2019年7月

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