広島文教大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のカナダプチガイド⑱

バンクーバーの治安について

文教生たちがホームステイしているカナダのバンクーバー地区は、世界の中でも治安の良い、安全な街ということで、世界で一番住みやすい都市ランキングで2010年まで8年連続1位を獲得してきました。これは、イギリスのエコノミスト系調査機関が毎年発表しており、世界140都市を対象に行われています。治安や自然環境、教育、病院の数、ライフラインの整備など、あらゆる観点から評価されています。全てにおいて、世界のトップレベルを誇っていると言えます。訪れるだけでも、その良さを感じられるのがバンクーバーなのです。

とは言え、いくら治安が良いとはいえ、バンクーバーにも危険な場所はあります。旅慣れてくると、何となく怪しい場所であるといことを察知できるようになります。やたら落書きが多い、ゴミが散らかっている、街が汚く臭い、行き交う人の目つきがおかしい、ピンク色などのネオンが目立つ、服装が乱れた人がいる、奇声をあげる人がいるなどなど... こんな場所には近寄らないのが鉄則です。ましてや夜間は問題外です。

夏のバンクーバーは、朝4時ごろから明るくなり始め、夜9時を過ぎてもまだ明るいです。つまり、暗くなる前に帰り、外出をしないことが肝心です。自由な気分で旅を謳歌したいという思いや、日本で経験できない気分も味わいたいと羽目をはずしたい気持ちは分かりますが、危険な思いや最悪な事態が起きては遅いのです。治安の良い日本で慣れてしまった状態では、海外で安全に過ごせません。そのような海外の厳しさを知り、自分の身は自分で守ることも旅の大事さです。

文教生には、ホームステイ、海外修学旅行を通じて、「無知の知」を体得して頂きたいのです。みなさんは知らないことばかりです。当然です。だから、学び、知性を高めることには、喜びがあるのです。松尾芭蕉は「人生は旅なり」とおっしゃったそうです。まさに、生きるとは、人生を通じて無知の知を究めることなのでしょうね。バンクーバーの地で、ふと、そんな思いに駆られました。

2020年3月

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