広島文教大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のカナダプチガイド⑯

カナダの大麻事情について

広島文教高校は初めて、薬物防止講演会を、ホームステイ組が出国する前に保護者も交えて実施しました。ホームステイ先のカナダで、マリファナ(大麻)が2017年に合法化されたからです。

カナダは以前からマリファナ(大麻)があちこちで使用されていたそうです。カナダのイケメントルドー首相も過去に数回マリファナを吸ったことがあると認めているほどです。トルドー首相は、犯罪組織への資金源を断つこと、多くの国民が非合法で使用していた大麻の生産・流通・消費を国の規制下に置くことを目的に、2017年10月17日に成人に対する娯楽目的のマリファナ(大麻)の使用と生産の合法化を決定しました。国レベルでのマリファナ(大麻)の合法化はウルグアイに続いて世界で2ヵ国目になります。

マリファナ(大麻)には急性と慢性の害があり、急性症状による害としては学習障害や記憶障害、精神運動障害などが挙げられます。また、マリファナの使用で一番問題とされるのが慢性症状による「精神依存」です。使用を中止することで、不安やパニックに襲われる、妄想やフラッシュバック、恐怖心や行動力の低下などが起こるとされています。他にも呼吸器の疾患や胎児への影響など身体に及ぼす影響があることを知っておかないといけません。マリファナ(大麻)を使用することによりさらに強いドラッグなどに手を出しやすくなるという問題もあります。

多くの国民が非合法で使用していた大麻の生産・流通・消費を国の規制下に置くことができるようになります。以前は非合法で使用されていた不純物が混ざり身体に影響を及ぼすようなマリファナ(大麻)を取り締まることが出来るようになるため、以前より安全性が高まるとされています。また、非合法に販売していた販売元が無くなり、販売許可を持った小売店やオンラインショップだけが販売できるようになるので以前よりもクリーンな環境でマリファナ(大麻)を流通させることが出来るようになります。合法化される前ではマリファナ(大麻)は違法取引のため、子供から大人まで年齢確認が無くてもお金さえ払えば購入することが出来ました。合法化になれば、ライセンスを取得した小売店やオンラインショップのみが販売可能になり年齢確認も必須になります。そのため子供や未成年にマリファナが蔓延することを防ぐ効果もあるとされています。

日本の大麻取締法における法律は、日本人が海外で行ったことに対しても適応します。海外でのマリファナ(大麻)の使用や所持は法律に違反しており、逮捕の対象になります。カナダに行っても決して手を出さないように注意が必要です。海外にはマリファナが含まれているキャンディーなどの食品も多くあります。間違って日本に持って帰ってきてしまっては大問題になりますのでくれぐれも注意するようにしましょう。

2020年3月

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