広島文教大学附属高等学校

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2025年1月10日

弓道基本(射法八節)

射法とは、弓道を修練するときに必要な弓矢をもって射を行う基準であり法則のことです。

これをよく理解することにより、弓を綺麗に引くことができます。

昔は射法を七道または五味七道と呼んでいましたが、近世これに「残心」(残身)が加わり八節となりました。これは次のような名称で分けられています。

 

一、足踏み(あしぶみ)

二、胴造り(どうづくり)

三、弓構え(ゆがまえ)

四、打起し(うちおこし)

五、引分け(ひきわけ)

六、会(かい)

七、離れ(はなれ)

八、残心(残身)(ざんしん)

 



 

これらは区分されてはいますが、この動作が分断することはありません。このことを弓道教本では「一本の竹に八つの節があると同じ」と言い表しています。節は互いに関連し合い、一貫したことだけれども、異なった節ということに注意しなくてはいけません。