広島文教大学教育学会

学会概要

1.学会の創設

初等教育学科は、実践力のある女教師の育成をめざして、昭和56年(1981年)4月に開設された。そこで、児童期の教育方法を科学的に追求するという目標を発展させるために、次のような目的をもって、広島文教女子大学教育学会の組織がつくられた。

  • (1) 初等教育学科所属教員の教育研究の一層の促進を図る。
  • (2) 卒業生の小学校教育現場における実践的研究のための資料や情報の提供と研究発表の場とする。
  • (3) 卒業生相互、大学と卒業生との連携の場とする。

2.研究大会

学会設立から若干の準備期間を経て、昭和60年(1985年)より毎年、春には定期総会、秋には研究発表会が開催されることとなり、現在にいたっている。平成20年の段階で、両会とも24回を数えている。 途中、短期大学部幼児教育学科が発展解消され、初等教育学科に吸収統合されたことにより、幼児教育研究の部門も加わり、学会活動が益々充実してきていることは言うまでもない。

3.学会誌

昭和61年(1986年)には、学会誌である『広島文教教育』も創刊され、以来、本学会の重要な研究事業として継続されている。平成18年度には、第23巻を発行するにいたる。

4.学会の会員状況

平成21年度現在で、卒業生・修了生、在学生・在院生、それに教員を加えて、全体で約2,000名を超える