広島文教食物栄養研究会

第43回広島文教食物栄養研究会総会を開催しました


11月22日(土)に、第43回広島文教食物栄養研究会総会・特別講演会を開催し、在学生・卒業生ら約100名が参加しました。また、本会に先立ち、広島文教食物栄養研究会誌第43号を発刊しました。

本年度の特別講演会には、2名の講師をお招きしました。

特別講演Ⅰでは、大塚製薬株式会社ニュートラシューティカルズ事業部中国支店広島営業所・所長の坂裕之先生に「大塚製薬 製品開発ヒストリーと健康食品の正しい利用について」というテーマでご講演いただきました。

 【特別講演Ⅰ】

ニュートラシューティカルズ事業部の事業内容の紹介や、「ポカリスエット」、「カロリーメイト」といった商品の開発秘話について詳しくお話ししてくださいました。また、健康食品の「正しい選択と利用方法」についてもお話しくださり、在学生にとって普段の授業で学んでいる内容がどのように食品開発に関わっているのかを考える貴重な機会となりました。

特別講演Ⅱでは、さおとめ歯科医院院長の早乙女裕彦先生に「栄養士の先生、一緒に訪問しましょう ~在宅専門歯科医からのお誘い~」というテーマでご講演いただきました。

 【特別講演Ⅱ】

早乙女先生は訪問歯科診療の専門医としてご活躍されており、長年の訪問診療のご経験から、「オーラルフレイル」の現状や口腔ケアの重要性、さらに訪問診療における多職種連携の重要性など、実例も交えながらわかりやすくお話ししてくださいました。
知る機会の少ない訪問歯科診療の実情について、貴重なお話しをうかがうことができました。

 【講師の先生方と記念撮影】

本研究会の場が、学生の主体的な活動に踏み出すきっかけや、卒業後の進路探求の一環となったのではないでしょうか。
特別講演の講師の先生方ならびに関係の皆様に深く感謝申し上げます。