広島文教食物栄養研究会

第40回広島文教食物栄養研究会を開催しました


11月12日(土)に第40回広島文教食物栄養研究会総会・特別講演会を開催しました。
在学生・卒業生・ご来賓の方など、約200名が参加しました。
総会では40周年を記念して森下要治学長と人間栄養学科名誉教授の黒川知則先生をお迎えし、お言葉をいただきました。


 【総会の様子】


森下学長からは「歴史のある人間栄養学科は偉大な先輩方を輩出してきた。その方々の思いを受け継ぎ、教職員は教育活動に、会員である学生は勉学に引き続き取り組んでほしい。」

黒川先生からは人間栄養学科設置当初のお話や、「病気の予防や治療には栄養が必要不可欠である。管理栄養士・栄養士として活躍して欲しい」とのお言葉をいただきました。

本年度の特別講演会では、2名の講師をお招きしました。


〈講演Ⅰ〉
花王株式会社 ヘルス&ウェルネス研究所 所長
弘前大学大学院医学研究科 特任教授      桂木 能久先生
「脂肪の代謝を高めて肥満予防―ヘルシアの開発と食事研究―」


花王の特定保健用食品の商品である「ヘルシア」や緑茶の研究についてお話しいただき、様々な研究のエビデンスを基に、食事内容の重要性についても伺うことができました。
近年、多くの情報で溢れる中で、根拠のある正しい情報に基づいて適切な食事について考えることが必要となりますが、管理栄養士を目指す学生にとって、大変勉強になる機会となりました。


〈講演Ⅱ〉
株式会社グリーンリィーフ 代表取締役      廣川 益子先生
「自分の強みをみつけて選ばれる管理栄養士になる」


様々なご経験を積まれた後に管理栄養士として起業され、特定保健指導をされているお話や、「自分の強み」の見つけ方についてご講演いただきました。これまでのご経歴で培われたものをどのように活かしてきたか、選ばれる管理栄養士になるための対象者への接し方などをお話しいただきました。学生がこれから職業選択をする上で参考になり、自分の長所や得意なことを伸ばすにはどうしたら良いか考えるきっかけになりました。

また、この度発行した「広島文教食物栄養研究会誌 第40号」には多くの卒業生にご寄稿いただきました。ご協力いただいた方に心より御礼申し上げます。