広島文教食物栄養研究会

第39回広島文教食物栄養研究会総会を開催しました



11月20(土)に、第39回広島文教食物栄養研究会総会・特別講演会を開催し、在学生・卒業生ら約200名が参加しました。また、本会に先立ち、広島文教食物栄養研究会誌第39号を発刊しました。



本年度の特別講演会には、3名の講師をお招きしました。
特別講演Ⅰでは、パートナーシップ・コーディネーターの秦野英子先生に「今、ここにある危機をチャンスに」というテーマでご講演いただきました。今の仕事を始めるきっかけとなった出来事から、現在までの数々の活動、今話題のSDGsも絡めて食品ロスについてのお話もしていただきました。コロナ禍で活動が制限されるなかでも、学生主体で行われている活動の紹介や、食の専門性を活かす活動の場があることなどを伺うことができ、管理栄養士を目指す学生にとって大変勉強になる機会となりました。


 


特別講演Ⅱでは、人間栄養学科の卒業生で、病院管理栄養士の髙野裕英先生と、保育園管理栄養士の斎藤ゆうみ先生に「今の私、大学生の私」というテーマでご講演いただきました。それぞれの職場で必要とされる管理栄養士としての役割やスキルなどを、仕事の内容を交えながらお話しいただきました。加えて先生方の在学時代の様子、学生の間にどのようなことをしておいた方が良いのかなども講演いただきました。学生からの質問にも率直に答えてくださり、学生が今後職業を選択するうえでの参考になるとともに、今の学生時代をどのように過ごしていくとよいのかなどを考えるきっかけにもなりました。


 


昨年度はコロナ禍により特別講演会の中止を余儀なくされましたが、今年度は開催に至ることができました。本研究会の場が、学生の主体的な活動に踏み出すきっかけづくりや卒業生の卒後の活躍を伝える機会、そして後進育成の機会となりましたことに、皆々さまに深く感謝申し上げます。