学生自らが学び、成長していく環境を。
文教イングリッシュコミュニケーションセンター(BECC)は、11人のネイティブら専任講師が常駐し、オリジナルの教授法による英語学習を実践する大学の専用施設。BECC事務室では事務的業務のほか、勉強法や留学に関するアドバイジングやイベントの企画にも携わっています。部署名のとおり、オープンマインドな雰囲気のフロアでは、教員・職員の垣根なくコミュニケーションが盛んで、活発に互いの意見や考えが交わされるムードに溢れています。
最も意識しているのは、「学生ファースト」の観点です。英語の運用能力や英語に対するニーズは、学生一人ひとりさまざまで、カウンターサービスや教材が「学生にとって分かりやすいものになっているか」という問いを常に持ち、改善とマンパワーの向上に努めています。また、私のデスクがあるBECCの2Fは「自律学習フロア」でもあるので、その学びの環境を学生に提供する立場の職員として、まずは自らが自律して仕事に取り組める人間であることが大切と考えています。
職員には、「自分自身の考えを持つこと」と「相手の考えを受け入れること」の重要性を説くようにしています。「組織」の活動は「個」の活動の総合ですから、「組織」としての活動を最大限にしていくためには、「個」としての質を上げることと、自他の「個」の特性を正しく捉えることはとても重要です。もちろん、ある「考え」について修正が必要な場合や改善の余地がある場合は指導やアドバイスをおこないますが、まずは「個」としての特質と特長を大事にしたいですね。
学生と直接的にまた継続的に関わり合う業務ですから、学生が成長していく歩みを感じられることです。努力して得た自らの成功体験を目を輝かせて喜ぶ学生の姿を見ると、私も思わずうれしくなります。職員として学生の成長を支えながら、そのことが私自身の成長にも繋がっているともいえますので、二重のやりがいでしょうか。これからもBECCが今以上に魅力ある施設になるよう他のスタッフと連携しながら業務に携わっていくとともに、何より学生の発展的な学びに貢献できるよう尽力していきます。