本学園では、文教マネジメントシステムという目標管理制度（Management by Objectives：MBO）を導入しています。学園目標を達成するため、各部門また職員一人ひとりが学園目標をブレイクダウンしてそれぞれ目標を設定し、学園と各部門、そして職員の向かうべきベクトルを合わせています。

学園職員としての基礎知識や心得を学ぶ新任者研修、評価者研修などの職位別研修、学園の新たな行動計画や中期目標などを共有する教職員研修、特に大学事務職員としての専門知識の獲得を図るFD‐SD研修などを計画的に実施します。このほか、各部署において目的別の学外研修やO‐JTを適宜実施し、職員の職務遂行能力の向上に努めています。

本学園では、職能資格制度を整備し、職務上の能力要件を職務・等級別に分類し、学園職員の育成や評価、処遇等の基準を明確化しています。人事評価においては、その基準に基づいて能力及び業績を評価し、処遇や配置等の適正化を図り、勤労意欲の高揚と経営効率の向上を図っています。

短期医療給付（健康保険）事業、年金等給付（厚生年金）事業、福祉（福利厚生）事業から成る私学共済に加入し、病気や老後の不安などを取り除き、健康で安心して働くことができる環境を提供します。また、本学園独自のものとして、一定の要件を満たす職員に対して、人間ドック及びＰＥＴの受診費用の補助などもおこなっています。

特に新任職員や若手職員を対象に、日々の業務活動やキャリア形成に関する課題解決に向けて先輩職員が支援するメンター制度を実施しています。このほか、学園統括部職員の自己啓発促進を目的に、所定の資格を取得した場合に奨励金を支給する資格取得奨励制度や優秀者を表彰する論文投稿制度も導入しています。