本学園は、1948年の創設以来70余年の歴史と伝統を有し、広島市安佐北区可部の地に広島文教大学、広島文教大学附属高等学校、広島文教大学附属幼稚園を運営する学校法人です。 そして、学園の円滑な運営並びに学園、大学、高等学校、幼稚園の教育目標を達成するために組織され、その総合事務をつかさどるのが学園統括部であり、学園統括部職員は「経営管理」「教育研究支援」「学園生支援」などの業務区分における職務に精励しています。
　産業分類の別を問わない激動のこの時代にあって、変革の大波は、教育研究機関にも確実に押し寄せています。特に幼年層から青年層の人口減少傾向は今後も続き、特色と魅力のないものは淘汰されていくことが予測されます。しかしながら、未来の社会の発展は、未来に生き、未来を支える人材が学び育つ教育研究機関の発展なくしては形成されません。
　本学園では、社会に時代に必要とされる唯一無二の教育研究機関としてますます発展していくために、近年、大学においては学部改組（教育学部の新設）と男女共学化をおこなったほか、ラプラプセブ国際大学（フィリピン・セブ島にある姉妹校）の開校に携わり、さらに同校との間で本学学生を対象にした特別留学プログラムを開設するなど、大きな改革と新しい事業に取り組んできました。 そして、これからも学園が掲げるミッション、ビジョンに基づくさまざまな変革を推進してまいります。
　学園の発展と学園生の豊かな人生の礎となる最高の教育の実現のために、本学園では教育に関心を抱き、学園生のためにいかなる努力も惜しまず、チャレンジ精神にあふれ、変革を恐れない方を求めています。
　自他の学びと成長、そして学園の発展を、あなたと共に喜び、分かち合えることを楽しみにしております。

学校法人武田学園 理事長　武田 義輝