• 2021.7.14
  • 人間福祉学科

令和2年度保育実習報告会を行いました。

7月13日(火)に人間福祉学科の4年生8名が令和2年度保育実習報告会を行いました。

※今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で5月下旬からオンライン授業となり、保育実習報告会も遅れての開催となりました。

 

人間福祉学科の4年生は、3年次8月・9月に保育所と施設を1か所ずつ、2・3月に保育所もしくは施設どちらか1か所で保育実習を行いました。

報告会では、実習で起きた事例をもとに、学生自身が出来事に対してどのように考え、指導者からいただいた回答はどのような内容だったのか、また、指導者からの回答を受けて改めて学生はどのように考えたのかや事例で起きた出来事から子どもを理解するにあたってのポイントはどこだったのか、などについて発表をし合いました。

 

発表後の質疑応答では、実習種別(例:児童養護施設)は同じでも実習先が違う4年生同士での質問や、この8月から保育実習へ行く人間福祉学科の3年生、保育実習に関係する教員より質問がありました。

4年生は今回の実習が3回目ということもあり、ただ実習先での子どもの実態、保育士の役割を理解するだけではなく、その先の保育の質や専門性を理解しようとする姿を発表を通して感じることが出来ました。

夏に学んだ知識・経験から最後の保育実習では、実践に移すことが出来ており、3年生からの質疑応答では堂々とした受け答えを見ていて、とても成長を感じました。

 

報告会終了後には、事前に聞いていた3年生の不安や質問などに答え、3年生にとっては、8月から始まる保育実習に向けて、4年生からのアドバイスをもらうことができ、とても充実した時間となったのではないでしょうか。

 

4年生は来年度からそれぞれの道を歩むこととなります。

どのような道を歩んだとしても、この保育実習で学んだ知識や経験が大いに活かされると思います。

コロナ禍でも学生を受け入れてくださった保育所・施設の皆様、子どもたちに感謝いたします。

4年生は、来年の2月に社会福祉士の国家試験も待っています。

国家試験も精一杯顔晴りましょう!