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1950年、山口県岩国市生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程中途退学。1985年、本学に「日本文化史」担当の助教授として着任、1994年教授。2004年学長に就任。専門は日本中世史。広島県総務部県史編さん室で「広島県史」(厳島文書編)の編纂に携わった経験も。趣味はウォーキング。 |
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「文教スタンダード21」の推進。
新たな価値ある独自性を築くために。 |
2011年3月11日、東日本大震災という未曾有の災害が発生しました。戦後65年が経過する中で、日本はもっとも厳しい危機に直面しています。私たちは今こそ、知識や社会資本の蓄えに裏づけられた日本の底力でこの危機を乗り越えなければなりません。改めて、高等養育の果たすべき責務の重さに、思いを深くしているところです。
創設者・武田ミキの掲げる「心を育て 人を育てる」の教育理念を基に、本学は女子教育のための高等教育機関として、今日の揺るぎない地位を築いてきました。そして建学の精神を受け継ぎながらも、21世紀を迎えて「2度目の開学」と呼べるほどの大規模な学部改組を行い、2008年度からは「文教スタンダード21」と名付けた教育改革を進めてきました。
「文教スタンダード21」では、まず教養教育科目の大幅な見直しに着手しました。3・4年次に現代教養科目を配置し、「社会に出てから役に立つ現代教養」をしっかり見につけられるようカリキュラムを編成。学園訓に謳う、「逞しい実践力のある人」を育成するのがねらいです。このほかにも、英語の総合学習施設BECC(Bunkyo English Communication Center)の誕生、グローバルコミュニケーション学科の開設と、社会の要請に応じて、大学の在り方を問い続けてきました。これからも、21世紀に通用する価値ある独自性を持った大学として、着実な発展を遂げていきます。
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「育成力」を「文教ブランド」に。
新しい文教の歴史がスタートする。 |
高度情報化社会の到来、急速なグローバル化の進展など、ここ10年来、時代は大きく変容しました。激動の荒波に「実践力」というオールで漕ぎ出すには、何よりもまず漕ぎ手となる「人づくり」が大切であることは言うまでもありません。人間教育の実現、これは本学の教育活動の中に一貫して受け継がれていることです。“思い”を“言葉”にしたら、次は“行動”に移さなければなりません。そしてそれが習慣づけられ“性格”と呼べるものになれば、“ブランド”としての価値を生み出します。本学がめざしているのは、まさにそうした息の長い取り組みです。
教養教育改革に続いて、現在は専門教育の改革も進めています。教養教育と専門教育とが両輪となって展開される文教ならではのオンリーワン教育、それこそが「育成力の文教」というブランドの確立です。これによって、「面倒見の良い大学」「入学後に生徒を伸ばしてくれる大学」という本学に対する評価もさらに高まっていくはずです。
2011年春には、学園や大学のシンボルマーク、ロゴタイプ、シンボルカラーが制定され、新しいスローガンも誕生しました。また、今秋にはサッカー専用グラウンドが完成し、これに合わせて周辺環境の整備も進んでいくと、キャンパスは新たな表情を持つことになります。今はまだ、山登りでいえば「7合目ぐらい」でしょうか。これから文教生になる皆さんと一緒に、新たな文教の歴史をつくっていけるのを楽しみにしています。
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