広島文教女子大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のそこ知り⑲ 天気の子に学ぶJK心理

⑲ 天気の子に学ぶJK心理

お墓参りに行って、久しぶりに妻とデートです。相変わらずの猛暑でしたので、涼しい映画館に行こうということに。ノンプランでしたので、行き当たりばったりでちょうど良い時間の映画を観ようということになりました。驚いたことに、料金表に「夫婦50割引」の文字が。「どちらかの年齢が50歳以上のご夫婦さまは鑑賞料金2,200円です。2人で1400円もお得ですよ」と店員さん。私は辛うじて40代ですが、数カ月前に大台に乗った妻。「50になって嫌だと思っていたけど、良いこともあるんだ」と終始ニッコリでした。

観たのは「君の名は。」の新海誠監督、待望の最新作「天気の子」。英語のタイトルは「Weathering With You」。上手いことタイトルを付けるなあと感心します。映画の一つの楽しみに、海外作品の場合、原題と日本語のタイトル(邦題)の比べっこがあります。「アナと雪の女王」と「Frozen」、「カールじいさんの空飛ぶ家」と「Up」、「千と千尋の神隠し」と「Spirited Away」、「天使にラブソングを」と「SISTER ACT」などなど。全く違いますよね。

語り継がれる名邦題に、ちょっと古くなりますが、マリリンモンローの「お熱いのがお好き」「Some Like it Hot」とか、「スタンド・バイ・ミー」「body」とか、「007は二度死ぬ」「You Only Live Twice」とか、「隣人は静かに笑う」「Arlington Road」とか、「愛と青春の旅立ち」「An Officer and a Gentleman 」などがあります。秀逸でしょ。原題と邦題を見比べるのも面白いんですよ。ムッシュの密かな趣味なんです。

脱線しましたが、「天気の子」 。十代の少年、少女が主人公。期待以上の力作でした。新海作品は世界中が認めるだけあってハズレはありません。高校生の心の動きを見事に表現されていました。職業柄、女子高生(JK)の生態や心理を理解する上でも、大変参考になりました。歳を重ねて、すっかり胸をときめかす事を忘れかけていたムッシュですが、JKの気持ちになってみると、少し見えないものが見えてきた気になりました。

新海監督は「正しい人間よりも、正しくあろうと思いながらも規範どおりに行動できず、必死に何かに手を伸ばす人を描く映画」と言われています。「大人」とは年齢ではなく、社会の規範の中に入ること、従順になること、聞き分けのいいことなどを示している。『傷だらけの天使』のような、忖度と調和だらけの社会からはみ出した子どもたちを描いたのだとも。大人にとって、忘れかけた何かを思い出させてくれる映画です。最後に、主題歌のRADWIMPSは最高です‼️是非、観てみてくださいね。

2019年8月

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