広島文教女子大学附属高等学校 オフィシャルブログ

ムッシュ吉村のカナダプチガイド⑮

カナダの留学事情について

広島文教高校1年生は三十数人がカナダホームステイを希望して、十数人が3ヶ月から6ヶ月の留学を申し込んでいます。合わせて40人以上になりますが、その数は1年全体の三分の一となります。「英語の文教」「留学の文教」にふさわしい状況になりつつあります。

十数人の留学希望者のうち、7、8人がカナダを希望しています。確かに、カナダ、特にバンクーバーは世界の中でも最も安全な海外と言っても過言ではありません。英語の表記もCentre、Theatreが象徴するように、イギリス英語が用いられます。もちろん、アメリカ英語の影響も若者を中心に大きいですが、カナダ人はイギリスやフランスなどヨーロッパへの憧れが強いとも言われます。

バンクーバーは、英語を学ぶのに最高の場所の一つであることは間違いありません。加えて、カナダは世界有数の多様性国家です。多民族を受け入れ、共存し、互いを認め合い、違いを理解し合い、困難を共に乗り越え、発展を遂げています。文教高校では、これから時代に日本人が最も身に付けるべき思考が、多様性ダイバーシティだと思っています。その多様性を肌で感じられ、学び会えるのがカナダです。バンクーバーです。私のオススメの街の一つです。

留学に欠かせないのが、ホームステイ先です。オススメの高級住宅街ホワイトロックで、10年前ぐらいは白人の方が多くホストファミリーでした。時代は流れ、経済事情などから、その高級住宅街にアジア系の方が移り住むようになり、今ではインド人、韓国人、中国人の方々もホストファミリーになってくださいます。あえて、ナニ人という言い方をしましたが、みなさんカナダ人なのです。みなさんカナダ人として、カナダを愛し、生き生きと暮らしています。

とかく、日本人は、偏見を持ちがちですが、そのような考えを改める事から始めましょう。みんな地球人として、それぞれのアイデンティティを尊重しながら共存、共生していきましょう。これが、国際理解への一歩です。

海外に来て思うことがあります。それは、私たち日本人の先祖や先輩たちが海外で苦労しながら色んな民族の方々とわかり合ったおかげで、さまざまな海外に来ても、日本人は信頼され、受け入れられます。バンクーバーでも、親切にしてくれる理由を聞くと、日本が好き、日本製品をリスペクトしている、日本人は謙虚で親切だからと、先人たちの恩恵を受けます。私たちの子や孫たちが海外で活躍できたり、大事にされるためにも、いま私たちができることは偏見を捨て、お互いの価値観を認め合い、お互いの個性を尊重し、違いを共有することだと思います。「みんな違って、みんないいんです」。本当の意味の地球人になりましょうよ。

2019年7月

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